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ヴィジランテ
鑑賞済5.0ナム・ジュヒョクの入隊前に撮影されたドラマがディズニープラスで放映されると知り、楽しみにしていました。視聴してみると、これまでの爽やかで好青年というイメージとは異なるダークヒーローのキャラクターに引き込まれました。 ドラマの主人公ジヨンは、昼間は警察大学校生であり、幼少期に目の前で母親を殺されたトラウマを抱えています。夜になると、ダークヒーロー「ヴィジランテ」として、私的に法律の網をすり抜けた悪人を制裁する役で登場します。この二面性がとても魅力的です。 また、ジヨンの熱狂的なファンである財閥の副社長チョ・ガンオクも登場し、彼の支援のもとで悪人たちに制裁を加えるシーンも見どころの一つです。現実世界では、犯罪者が軽罰で済むことが多く、法制度の改革が求められていますが、このドラマではダークヒーローの行動に共感しつつも、その過激さに対してはちょっと複雑な感情を抱きました。 実際にはダークヒーローのような存在が犯罪に加担する可能性もあるため、現実の解決策としては難しいですが、ドラマの中ではすごく爽快感があり、全8話を一気に観ることができました。ナム・ジュヒョクは常にフードをかぶっていて顔があまり見えませんが、そのイケメン度は隠しきれず、警察官の制服もとても似合っていました。 ドラマを通じて、犯罪者への制裁と法の改革の重要性について再認識しました。反省のない犯罪が繰り返されないためには、法制度の大改革が必要だと強く感じました。 -
ワンダフルワールド
鑑賞済5.0幸せな家族が息子の死をきっかけに崩れていく様子を描いています。ひき逃げをした加害者が謝罪しないため、被害者だったスヒョンが今度は加害者になってしまいます。刑期を終えたスヒョンは、夫と妹に裏切られ、心身ともに疲れ果ててしまいます。 ひき逃げ事件の加害者であり被害者でもある息子が、チャ・ウヌさんが演じるソンニュルです。彼はバイクやボクシングでワイルドな姿を見せる一方、寡黙でミステリアスな雰囲気を持っています。チャ・ウヌさんがこれまでとは全く異なる役を演じている点が印象的でした。 スヒョンとソンニュルは事件の真相を追い求めます。その過程でソンニュルの感情が変化し、最後には優しい表情を見せるシーンが描かれています。悲しみは消えることはないけれども、スヒョンが最後には笑顔を見せられるようになって良かったです。登場人物たちがそれぞれ自分の生き方を見つけ、前に進んでいこうとする姿が描かれており、良かったと思います。
