韓国ドラマの最新作どれが面白い！？2月～3月配信ドラマレビュー6選

『愛だと言って』

『流れ星』イ・ソンギョン×『サムバディ』キム・ヨングァン主演、憎しみが愛で癒されていくラブロマンス。

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あらすじ

シム・ウジュ（演：イ・ソンギョン）は17歳の時、父親が家の財産を持って愛人ヒジャ（演：ナム・ギエ）と家を出ていく姿を目の当たりにした。父と愛人を13年間恨み続け、父親の葬式で暴れようとするウジュだったが、ヒジャに家を売られ、強制的に追い出されてしまう。ウジュは姉ヘソン（演：キム・イェウォン）と弟ジグ（演：チャン・ソンボム）と共に、親友のユン・ジュン（演：ソンジュン）の家に身を寄せる。
ウジュは薬局を辞めて、イベント会社「チェソン展覧」の事務アルバイトをはじめる。
代表のハン・ドンジン（演：キム・ヨングァン）はヒジャの実の息子だった。ヒジャが家を売った金をドンジンの会社へ融資し、いい暮らしをしている事をしったウジュは彼に復讐しようと近づいた。ウジュはドンジンを尾行して自宅マンションのポストを漁っていると、ドンジンに見つかってしまう。

感想レビュー

将来も家も奪われたヒロインの復讐相手は、孤独な男。
韓国の定番ジャンルの復讐ドラマとは全く異なり、ウジュの憎しみとドンジンの孤独が淡々と描かれ、復讐は男女の出会いのきっかけとしてストーリーが進んでいく。ウジュはドンジンが会社経営で成功して良い暮らしをしているとばかり思っていたが、ライバル社からの妨害で会社は失敗続き。さらに性格は、婚約者に裏切られたせいで殻に閉じこもり、背中から孤独が滲み出ている。そんなドンジンを、ウジュは恨むどころか何故か守りたくなってしまうのだ。ウジュはドンジンの本当の姿を知っていくうちに、復讐心が後退していく。ウジュの正体を知らないドンジンは、長年閉じていた心をゆっくりと開いていく。
人を恨む虚しさに気づいた時、かけがえのない愛がうまれる瞬間がとても切なく、じんわりと泣けてくるドラマだ。

配信情報

『愛だと言って』ディズニープラスにて独占配信中！
（全16話／毎週水曜日2話更新）

※こちらから視聴できます。

『パンドラ　偽りの楽園』

スタジオドラゴンが『ペントハウス』シリーズのイ・ジアを主演に迎えた大作ドラマ！怒涛のアクションとスリル満載のクライム・サスペンス！

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あらすじ

IT企業ハッチ社の会長ピョ・ジェヒョン（演：イ・サンユ）は、革新的なバーチャル医療機器・神経入力“スマートパッチ”の発表に成功し、次期大統領候補者として名が挙がる名手だった。ジェヒョンの妻ホン・テラ（演：イ・ジア）は、姉ユラの（演：ハン・スヨン）のせいで脚立から落下し、失われた記憶が一部フラッシュバックする。
ハッチ社代表・ドジンの妻でアナウンサーのコ・ヘスのもとに、元大統領の父を暗殺した真犯人の情報が入った箱が届く。箱には「NO.50」という謎の少女の写真と、「「NO.50」真犯人、ハヌル精神病院へ行け」というメッセージが添えられていた。ヘスは親友であるテラに相談し、一緒にハヌル精神病院へと向かう。テラはハヌル精神病院の隠された施設へと入り、特殊訓練を受けた殺人マシーン「NO.50」だった過去の記憶が蘇る。テラはユラから、15年前にある人物と取引し、記憶を失くした「NO.50」をユラの亡くなった妹の顔に整形し、IDをすり替えた事を知らされる。ハヌル精神病院を隠れ蓑にしている秘密組織は、「NO.50」が生きていた事を知って命を狙う。そんな中、ジェヒョンが大統領選への出馬を表明した。

感想レビュー

次期ファーストレディーが前大統領の暗殺者だったというとんでもない主人公を軸に、壮大な陰謀を背景に描いたクライム・サスペンスだ。
テラが記憶を取り戻したとたん、親友であるヘスが敵同士となり、謎の組織の陰謀に巻き込まれる。さらに、夫ジェヒョンも只者ではない。強い野心によってスマートパッチの副作用を隠蔽するなど腹黒いところがある。そんなテスとジェヒョンの夫婦を軸に、畳みかけるように複雑化する人間関係が捻じれまくり、次々と恐ろしい事件が起こっていく。
最初から大風呂敷がしかれた壮大な陰謀が、どのような展開になっていくのかが見どころ。
複雑なストーリーでありながら、スピード感のある演出に身をまかせて見進めると面白い！

配信情報

『パンドラ　偽りの楽園』Disney+（ディズニープラス）で独占配信開始！
（全16話／毎週土曜・日曜最新話配信）

※こちらから視聴できます。