公開日 2024/06/24 20:00
変更日 2024/08/30 16:04
VENICE, ITALY - SEPTEMBER 06: Actor Shaofeng Feng of 'Huang jin shi dai' (The Golden Era) poses for a portrait wearing a Jaeger-LeCoultre watch during the 71st Venice Film Festival at the Excelsior Hotel on September 6, 2014 in Venice, Italy. (Photo by Ian Gavan/Getty Images for Jaeger-LeCoultre)
中国ドラマに興味があるけれど「作品数が多くてどれを見たら良いか分からない」と思っていませんか。壮大な世界観が楽しめる「九州シリーズ」は、中国ドラマの良さが詰まっていて初心者にもオススメです。この記事では、九州シリーズの魅力を詳しくご紹介します。中国ドラマの世界へ一歩踏み出してみませんか?
九州シリーズとは、共通する世界観を持つ壮大なファンタジー世界を舞台にした人気シリーズです。物語は架空の世界「九州」で展開します。
九州には3つの陸地と9つの州が存在するという設定です。大陸によって、文化や住んでいる種族が異なります。たとえば人族は私たちに近い存在の種族ですが、大きな体の巨人族や空を飛べる羽族などが登場します。
九州シリーズは、共通の世界観と背景を持ちながらさまざまな時代や場所を舞台に繰り広げられる、壮大なスケールの物語です。
2001年に作家シュイパオの呼びかけで創作が始まった世界観で、ジャン・ナンやチン・ホーツァイなど7人の作家が九州シリーズに携わっています。
九州シリーズは、中国だけでなく日本や韓国などでも多くのファンを獲得しています。なぜ九州シリーズが高い評価を得ているのか、その魅力を4つご紹介します。
魅力の1つ目は、圧倒的なスケール感です。架空の大陸を舞台に、数百年から数千年にわたる壮大な物語が展開されます。
作中では、数多くの王朝が栄えては滅亡します。陰謀渦巻く政治劇、壮絶な戦場シーン、悲しい恋愛など、スケールの大きいストーリーが次々と登場し、見ていて飽きません。
九州シリーズの圧倒的なスケール感は、日常生活では味わえないような感動を与えてくれます。気分転換したいときにもおすすめです。
九州シリーズには、正義感あふれる主人公から悪役、脇役まで、個性あふれるさまざまなキャラクターが登場します。
それぞれが異なる性格やバックグラウンドを持ち、悪役であってもその正義を貫く姿に魅力が感じられます。推しのキャラクターがきっと見つかるはずです。
たとえば「九州縹緲録~宿命を継ぐ者~」では、主人公の阿蘇勒が王子でありながら幼い頃に生家から追放されます。
過酷な運命に立ち向かい成長していく阿蘇勒の姿は、多くの人に感動を与えました。魅力的なキャラクターの対立や心通わす様子が緊張感やドラマ性を生み出し、視聴者を強く惹きつけています。
九州シリーズは、壮大なスケールの戦闘シーンや華麗な武術アクションが魅力です。CG技術を駆使した映像や俳優陣の本格アクションは、大きな話題になっています。
「九州天空城~星流花の姫と2人の王~」では、アメリカ映画のCGを担当したルー・ベイケーが参加しています。こだわり抜かれたCGで、見事に本格ファンタジー世界観を再現していました。
九州シリーズのダイナミックなアクションは、ドラマをより一層盛り上げてくれます。九州シリーズを視聴する際は、アクションシーンにも注目です。
九州シリーズは、緻密で考え抜かれたストーリー展開により、多くの視聴者を惹きつけています。ストーリーの随所に伏線が張られているため、最後まで目が離せません。
九州シリーズの多様な種族や国家の関係性や歴史など、世界観が深く楽しめる伏線が随所に描かれています。小さな描写の中にも伏線につながるヒントが隠されていることが多いのです。
伏線を考察しながら、友達や家族などと視聴することも面白いでしょう。