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【監督インタビュー】ハ・ジョンウ主演映画『PMC:ザ・バンカー』の誕生秘話とは!?

公開日 2020/02/05 15:15

変更日 2024/07/18 18:44

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多彩なジャンルのヒット作を次々と放っている韓国映画界が、遂に“朝鮮半島情勢”という今そこにある危機を題材に、驚くべきアクション超大作を生み出した!大ヒットシリーズ『神と共に』の制作チームが再結集した本作。デビュー作で韓国映画界の寵児となったキム・ビョンウ監督の特別インタビューが到着しました!

軍事境界線、地下30メートルの秘密“地下要塞(バンカー)”。
取り残された傭兵(PMC)たちの運命は、たった1人の男に託された―

『テロ,ライブ』のキム・ビョンウ監督、『神と共に』主演のハ・ジョンウが再びタッグを組んだ最新作『PMC:ザ・バンカー』。
迷路のような巨大地下要塞を舞台に、これまでの韓国映画観を覆すハリウッド顔負けのアクションがノンストップで繰り広げられる。

この度、朝鮮半島の情勢を題材に、アメリカや中国といった大国が絡む壮大なスケールの物語に挑んだキム・ビョンウ監督のオフィシャルインタビューが到着しました!

ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED

韓国映画界の寵児、キム・ビョンウ監督インタビュー

ハ・ジョンウが演じるエイハブは、韓国特殊部隊の元兵士にして、現在は作戦成功率100%を誇るPMC(民間軍事会社)の傭兵たちのリーダー。
CIAから依頼を受け12名の部下を率いて任務に挑むが、北朝鮮を巡るアメリカと中国の思惑に翻弄され、巨大なバンカーで絶体絶命の窮地に陥ってしまう。

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朝鮮半島の情勢にアメリカや中国といった大国の思惑が絡む、映画として斬新な設定となりますが、この設定で作品を作ろうと思った理由を教えてください。

【キム・ビョンウ監督】
まず映画を作ることを考えたときに、実際に劇中の設定のような事態が現実的に起こりうるには一体どういう要素が必要なのかというのを、自分なりに勉強しながら調査をしてみました。
そうするとやはり、アメリカや中国といった大国が介入してこそ、こういう事態が起こりうるだろうなと思ったわけです。

また、歴史をさかのぼってみると分断の理由として朝鮮戦争があり、その当時北には旧ソ連(現在のロシア)と中国が介入、南にはアメリカ政府がかかわり、不本意ながら南北に分断されているという現実もあるので、そういったところから構想しました。

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現在の国際的な勢力地図をイメージしたことはもちろん、朝鮮半島の歴史もアイデアの基にしたとのこと。

さらに、超大国の思惑が入り乱れる壮大なストーリーだけではなく、エイハブ率いる傭兵チームやCIA職員を演じる国際色豊かなキャスト、バンカー内で繰り広げられる壮絶なアクションシーンも本作の見所のひとつ。
英ドラマ「高慢と偏見」(95)や『英国王のスピーチ』(10)のジェニファー・イーリー、「LOST」(08-10)、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09)のケヴィン・デュランドなど、第一線で活躍する俳優を迎えてハリウッド・スケールの作品を目指した。

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国際色豊かなキャストや英語での会話など、良い意味で韓国映画らしからぬ部分が新鮮でしたが、意識した海外作品などはありますか。

【キム・ビョンウ監督】
ある意味たくさんあるとも、全くないともいえます(笑)。
あるとすればハリウッド映画と言えるのかもしれませんが、本当にたくさんの本を読んだり、映画を観てきているので、それが色んな意味で参考になっていると思います。

本作の場合は、これまでの韓国映画では例がないものである一方、舞台は朝鮮半島です。
これまでの韓国・海外作品とは類似点が少ない作品なので、具体的に参考にした作品はこれといってありませんでした。

ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED

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さまざまな作品から得たインスピレーションと監督のアイデアが組み合わさり、唯一無二の作品に仕上がったと語った。

映画『PMC:ザ・バンカー』は2月28日(金)全国ロードショー!

デビュー作『テロ,ライブ』で韓国の新人監督賞を総ナメにした驚異のヒットメーカー、キム・ビョンウ監督が挑む、前代未聞、ハリウッド顔負けの韓国映画、空前絶後のミリタリー・サバイバル・アクション『PMC:ザ・バンカー』は2020年2月28日(金)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!

閉ざされた地下要塞で繰り広げられる極秘ミッションが、度重なる想定外の誤算に見舞われて混乱し、ついに世界レベルの“戦争”へと発展していく展開から一瞬たりとも目が離せない!

ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED

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作品情報

STORY

「北朝鮮の要人を捕らえ、安全な場所へ護送せよ」。

CIAからの依頼を受け、12名の部下を率いてDMZの地下バンカーに潜り込んだ凄腕の傭兵エイハブにとって、その任務はたった10分で成し遂げられるはずだった。
しかし北朝鮮をめぐるアメリカと中国それぞれの思惑に翻弄され、信頼していた仲間にも裏切られたエイハブの部隊は、バンカー内で行き場を失ってしまう。
暗殺者の汚名まで着せられたエイハブが死地を脱する唯一の道は、迫りくる敵の包囲網を突破し、北朝鮮最高指導者“キング”を地上へと連れ出すこと。

やがて北朝鮮のエリート医師ユンの協力を得たエイハブは、瀕死の重傷を負ったキングの蘇生に成功するが、すでに八方塞がりの彼らの行く手にはさらなる残酷な運命が待っていた……。

ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED

出演:ハ・ジョンウ『神と共に』シリーズ イ・ソンギュン『パラサイト 半地下の家族』
監督/脚本:キム・ビョンウ『テロ,ライブ』
2018年/韓国/125分/ビスタ/5.1chデジタル/原題:PMC: 더 벙커/日本語字幕:橋本裕充/提供:ツイン、Hulu/配給ツイン 
ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED

インタビュー 韓国映画

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Kboard編集部