歴代No.1視聴率！韓国ドラマ『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』あらすじ・キャスト

ドラマ『ポッサム～愛と運命を盗んだ男～』概要

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ドラマ『ポッサム～愛と運命を盗んだ男～（原題：보쌈 – 운명을 훔치다）』（以下『ポッサム』）は、韓国の放送局MBNで2021年5月から7月にかけて放送されたロマンス時代劇。

朝鮮時代に存在した風習「ポッサム」をきっかけに育まれる、身分差のある男女のロマンスが描かれています。

主演は、数々の時代劇ドラマを成功に導いてきた俳優チョン・イル。
レジェンドガールズグループ・少女時代のメンバーであり、現在は女優としても活躍するクォン・ユリがヒロインを務めています。

史実とフィクションを織り交ぜた本作は、ラブロマンス・アクション・史実・英雄活劇とさまざまな要素が楽しめる作品となっており、韓国では回を重ねるごとに視聴率が上昇！
最終回では自己最高となる視聴率11％を突破し、当時の放送局歴代最高視聴率記録を塗り替える結果となりました。

韓国だけではなく、台湾、ベトナム、フィリピン、シンガポールなどにも輸出が決定し世界で大ヒット！
日本でも韓国時代劇ファンを中心に高評価を得ています。

ドラマ『ポッサム～愛と運命を盗んだ男～』あらすじ

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第15代王光海君（キム・テウ）の娘、ファイン翁主スギョン（クォン・ユリ/少女時代）は父の政敵であるイチョム（イ・ジェヨン）の息子と政略結婚するが、夫に先立たれる。
婚家からは疎まれ、窮屈な生活を強いられるが、夫の命日に久しぶりに外出できることに。出かけた先で彼女はバウ（チョン・イル）を見かけ、寂しそうな姿が気にかかる。

その夜、スギョンは突然頭から布を被され連れ去られてしまう。スギョンを連れ去ったのはバウ。実はバウは寡婦を再婚させるポッサムで生計を立てており、本来連れてくるはずだった女性と間違えてスギョンを誘拐してしまったのだった。
慌てたバウはひとまずスギョンを自宅に連れ帰ることに。バウの息子のチャドル（コ・ドンハ）は幼い頃に母が出て行った寂しさからスギョンを歓迎するが、翁主を連れ去ったことがバレれば処刑は免れないバウはスギョンを隠密に帰すことに。

だが王宮では、イチョムの陰謀によりスギョンは既に亡き者とされ葬式が行われていた。生きていることが分かれば命を狙われるスギョンは、しばらくバウの家で妻のふりをしながら身を潜め陰謀を暴くことに。翁主でありながらたくましいスギョンにバウとチャドルは好感を抱いていく。一方、スギョンに想いを寄せる義弟のデヨプ（シン・ヒョンス）はスギョンの行方を捜していて…。

出典元：https://kntv.jp/program/kn210806/

現代的に言うと、闇家業で息子を育てるアウトローなシングルファザーが人違いで美しい王女をさらってしまったことから始まるロマンスストーリー。

いつものようにポッサムに出かけ、ターゲットの女性を連れ去った主人公のバウ（チョン・イル）でしたが、なんと連れ去ってしまったのは国王の娘であるファイン翁主スギョン（クォン・ユリ）。
この事態がバレてしまえば処刑は免れないためなんとか隠密にスギョンを帰そうとするバウですが、王宮では陰謀によってスギョンが亡くなったことにされていた…というストーリー。

仕方なく身を潜めることになったバウとスギョンは、少しずつ距離を縮め好感を抱いていくようになります。
しかし、王宮の覇権闘争による陰謀や思惑に巻き込まれていく2人。
波乱の展開の中ではたして2人は結ばれるのか…先が読めないドキドキの展開となっています。

「ポッサム」とは…

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朝鮮時代に存在したとされている風習。
再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代、寡婦を布で包み、誘拐を装う形で再婚を実現させていました。

女性を布で包むことから、ポッサム（＝包む）という名前がついたといわれています。

「寡婦」とは…

寡婦（かふ）は、簡単にいうと未亡人のこと。
朝鮮王朝では、厳しい身分差別があり、女性は一度結婚すると再婚ができない法律となっていました。
そのため、夫が亡くなり未亡人となっても自由に再婚することはできません。

つまり寡婦は、夫を亡くし、パートナーをつくることを許されない不自由な身分を意味する言葉だったといえます。