《チョン・ジヒョン&チュ・ジフン主演》本格ミステリー『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～』徹底解説

ドラマ『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～』番組概要

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ドラマ『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～ （原題：지리산）』（以下、『智異山』）は、2021年にTvNで放送されたドラマです。

ドラマタイトルにもなっている智異山は、韓国南部の全羅南道・全羅北道・慶尚南道にまたがる実在する山。
韓国で2番目に高い山であり、国立公園にも指定されています。

そんな智異山を舞台にしたこの作品は、山を守るレンジャーたちが不可解な殺人事件の真相を追うというミステリーサスペンスです。

『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』『太陽の末裔 Love Under The Sun』など韓国の大ヒットドラマを手掛けてきたイ・ウンボクが演出を務め、『キングダム』『シグナル』などの作品で圧倒的な脚本力を証明してきたキム・ウニが脚本を務めました。

そして、主演を務めるのはチュ・ジフンとチョン・ジヒョン。
人気・実力ともに申し分のない2人の共演も話題となった作品です。

ドラマ『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル～』あらすじ

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2018年、ソ・イガン（チョン・ジヒョン）は智異山国立公園でレンジャーとして働いていた。そんなある日、新米レンジャーとしてカン・ヒョンジョ（チュ・ジフン）が入所してくる。智異山で奇妙な事件が続く中、イガンはヒョンジョからある告白をされる。最初はその告白を信じようとしないイガンだったが…。

時は変わって2020年。智異山国立公園にヒョンジョの姿はなく、車椅子に乗るイガンの姿だけがあった。イガンはヒョンジョと追っていた連続殺人犯の正体を突き止めるべく、独自に調べを進めようとする。そして、イガンは遭難者の居場所を示す印が山に残されていることに気づく。誰が山から自分へシグナルを送っているのか、イガンは奇妙な事件を追いながら、真実へと向かっていく…。

出典元：https://www.eigeki.com/series/15681

智異山でレンジャーとして働くソ・イガン（チョン・ジヒョン）は、新米レンジャーとして配属されたカン・ヒョンジョ（チュ・ジフン）とペアを組むことに。

クールで無愛想なソ・イガンは、カン・ヒョンジョに対しても冷たい態度を見せますが、遭難事故の救出指令をきっかけに少しずつ心を開き、信頼関係を深めていきます。

しかし、2年後の2020年、ソ・イガンは怪我を負い、車椅子での生活となりレンジャーとして満足に動くことができません。
また、隣にカン・ヒョンジョの姿はなく、彼は昏睡状態に陥っています。
そんな中、智異山では不可解な事件が発生。
ソ・イガンはレンジャーとして復帰すること、不可解な事件の真実や気になるシグナルの送り主を解明することを決心します。


序盤から2018年と2020年を行き来する複雑に絡み合ったストーリー展開となっており、主人公の1人であるカン・ヒョンジョは序盤から昏睡状態であることが明かされます。
先が読めない状況、少しずつ明かされていく2018年の出来事、次々と発生する事件…。
韓国を代表する名脚本家が手掛けただけあって、序盤から視聴者を引き込むストーリーとなっています。