公開日 2023/03/30 20:30
変更日 2024/09/03 15:47
芸能界No.1の「JO1」(じぇいおーわん)フリーク?!お笑い芸人の本日は晴天なりがkーboard読者に送る、偏愛過ぎるドラマレビューが連載開始!
韓国で人気を博したサバイバルオーディション番組の日本版
『PRODUCE101JAPAN』から生まれたグローバルボーイズグループ、「JO1」。
全員日本人のグループながら、
韓国の事務所との共同経営によりK-POPの文化を取り入れた新時代のアイドル。
私はこのJO1に息をする暇もないほどハマっていた。世間ではこれを推し活という。
そして、デビューから3年が経ち、JO1の活動の幅が広がっていた。それがドラマだ。
タイトルは、『ブルーバースデー』。
主演は、なんと、鶴房汐恩。
正直、私の中では一番ドラマに出なそうだと思っていたメンバーが主演で驚いた。
しかし、恐る恐るドラマを視聴すると、ハマり役すぎて自分の見る目のなさを悔いた。
『ブルーバースデー』は韓国ドラマのリメイク。
韓国版は、9人組ボーイズグループ「PENTAGON」のホンソクと
5人組ガールズグループ「RedVelvet」のキム·イェリムの二人が主演。
愛の不時着ユン·ヒョンギ氏が手掛けた
予測不能のタイムリープサスペンスラブストーリー。
タイムリープ!?サスペンス!?ラブストーリー!?
そんなの死角ナシじゃん!面白くないわけがない!
韓国版も視聴したが、後半に行けば行くほど
爽やかハイスクール青春劇の影は薄れ、
むしろラブストーリーはオマケ的な感じになってくる。
でもほら、昔はお菓子のおまけの方が豪華だったし、
付録が欲しくて雑誌を購入したこともある。
つまりはサスペンス好きもラブストーリー好きも絶対に満足できるってこと!
韓国ドラマの醍醐味的なトラウマレベルのハラハラシーンもあり、
日本版でそこが一体どんなふうに演出されているのか?
心配になる反面、ワクワクしている自分がいる。
日本版は、松井愛莉とW主演で、鶴房くんにとっては連ドラ初主演。
放送前の番宣やポスターを見る限り青春とラブが多めかと思いきや、
めちゃくちゃガッツリめにサスペンスが盛り込まれており、
いろんな要素が摂取できる贅沢な作品となっていた。
高校生の鶴房汐恩、本当に最高。
あんな学生時代を送れるなら何もやり直したいことがなくても何度でもタイムリープしたい。
特に、ぶっきらぼうに突き放したそばからデレる様子がたまらない。
鶴房くんのツンデレセリフ集のCD出たら即買います!
毎度毎度、胸キュンなんて言葉では片付かない。
鶴房くんが「ン?」って返事するだけで、私は悶えて仰け反って背後の壁に頭を強くぶつけた。
そんな感じで“17歳の鶴房汐恩って最高だわ〜”と、うっとりしていたら、
物語中盤に登場した27歳の鶴房汐恩が最高すぎたとSNSは今まで以上に大騒ぎ。
ツイッターでは「鶴房ファン生きてる?」と尊死していないかの生存確認が飛び交っていた。
役作りはJO1の王子、白岩瑠姫くんがロールモデルとのこと。
唯我独尊暴走キャラだけど、クールな役柄を演じる上でメンバーを参考にしてる辺り
鶴房くんの素直で可愛い一面が垣間見えている。
私は日本版と韓国版を交互に見ていたので、
“あれ?ヒロインこんな顔だっけ?制服こんなデザインだったっけ?
…あ、それは日本版の方か”など、
おマヌケを発揮していたが、交互に見ると比較出来て楽しい。
日本版オリジナルの設定や演出も多いが、
写真屋のおじさんは鼻眼鏡具合いまで忠実に再現されていたので個人的には注目してほしい。
本日は晴天なり
そして、クラスメイト役として4人組ボーイズグループ「OWV」の中川勝就くんが出演している。
彼もまたPRODUCE101JAPAN出身。
別々のグループとしてデビューし、数年後にドラマで共演するなんて、
どちらのグループも推してる私からすると、命の喜びを感じるほどの激アツ展開だ。
それぞれのグループのメンバーの口からお互いのグループ名が出るだけで盛り上がるオタク界隈も、
今回の共演は湧きに湧いていた。
主題歌はJO1の「Romans」!
鶴房くんが「自分のドラマの歌だからではなく一番好きです。」と断言していた。
JO1の楽曲は韓国で制作されるものも多く、
メンバーの歌い方もブレス多めのK-POP仕様で、韓国人のファンも多い。
ラップ担当の鶴房くんだが、私は前々から彼の歌声が好きだ。
普段、メンバーの誰にも出せないような低音ラップをぶちかましているが、
たまに歌唱パートを担当すると溶けてなくなってしまいそうな優しくて儚い歌声に、いつも泣かされている。
ラップとのギャプがますますその歌声を尊いものにさせている。
そんな鶴房くんが歌い出しを担当してるんだからもう神曲確定じゃないですか。
そして、前奏にカメラのフィルムを入れ替えるような音が入っている。
ドラマの中でフィルムカメラがタイムリープに必要な重要アイテムとして登場するからだろう。
ドラマの時代背景は現代なのに、そのレトロな音のせいか、
40代の私がまるで自分の学生時代を懐かしんでいるような錯覚に陥る。それもまた心地よい。
次はアクション?コメディ?
鶴房くんの今後の俳優活動にも注目したい。
本日は晴天なり
太田プロ所属のピン芸人。
1983年1月11日生まれ 静岡県出身。
特技はダンス。