公開日 2023/05/19 12:00
変更日 2024/09/03 15:46
芸能界No.1の「JO1」(じぇいおーわん)フリーク?!お笑い芸人の本日は晴天なりがkーboard読者に送る、偏愛過ぎるドラマレビュー第3弾!
韓国で人気を博したサバイバルオーディション番組の日本版『PRODUCE101JAPAN』から生まれたグローバルボーイズグループ「JO1」(じぇいおーわん)。
今回もまたドラマでJO1愛を語っていく。
絶賛放送中のドラマ「クールドジ男子」は、漫画原作でアニメ化もしている人気作品。
赤髪ドジ男子の四季蒼真役をJO1の川西拓実くんが演じている。
原作から飛び出してきたようなピッタリのルックスだ。
拓実くんは、ViViが開催する国宝級イケメンランキングでは
デビュー当初から上位常連組、オーディション当時もビジュアルセンターに選ばれ、
イケメンの代名詞として、どこに出しても恥ずかしくないどころか、
胸を張ってドヤ顔でおすすめしたい、絵にかいたようなイケメンである。
話題のAIでもまだ、拓実くんレベルのイケメンは描けないだろう。
さらに、ファンからはJO1の姫とも呼ばれており、かわいらしさも兼ね備えている。
要は、かっこいいもかわいいも拓実くんに任せておけば間違いない。
ビジュアルだけではなくパフォーマンスはもちろんのこと、仕草や表情、
佇まいまで超特級レベル、川西拓実に死角はない。
このドラマは、文字通りクールとドジのギャップに
ひたすらキュンとしたり癒やされたりするドラマである。
難しいことは一切考えなくていい。
その証拠に、作中で大きな事件は起きない。
タイムスリップはしないし、記憶喪失にもならないし、
恋のライバルに度が過ぎるイジワルもされない。
今のところ、ポテチを思いっきり開封してばら撒いてしまったのが一番大きな事件である。
しかし不思議と飽きずにずっと見れる。いや、むしろずっとずっと見ていたくなる。
世は大映像コンテンツ時代!
YoutubeやTikTokの動画は最初の2.3秒で精査され容易にスクロールされる。
インパクトで視聴者を繋ぎ止めるのが当たり前のこの時代で!!
ふんわりほんわりただずっと見れるコンテンツなんて、
子犬がよちよち歩いてる動画だけだと思っていた。
このドラマを見て気づいた、
イケメンたちのドジは極めて需要の高い尊い代物だったのだ。
拓実くん以外のメンバーもこのドラマのドジをステキに彩っている。
一倉颯(いちくらはやて)役にKPOPボーイズグループ NCT127のメンバーの中本悠太
二見瞬(ふたみしゅん)役に藤岡弘さんの息子で俳優の藤岡真威人
三間貴之(みまたかゆき)役に「今際の国のアリス」などに出演している俳優の桜田通
この4人に、週末の夜ただただ癒される。
ビジュアルだけじゃなくクールドジというジャンルの中にもタイプが分かれていて、
四者四様のドジっぷりが本当に愛おしくてほほえましい。
あまりにもかわいくてドラマを見ながら勢いよく悶えていたら
テーブルの角に頭をぶつけてしまい、こちらはただのドジおばさんになってしまった。
うまくすれちがえないやつ、2人とも本業強すぎて、肩が入ってとてもかっこいいダンスの振り付けみたいになってなかなかOK出ませんでした#クールドジ男子
— 枝優花 (@edmm32) May 5, 2023
現場では常に「イケメン消してください!」と伝えていたという。
現場で散々「イケメン消してください」って演出してたから、これ見るたびに感情行方不明になるんだよな…🧸 https://t.co/1XNgOEvnkv
— 枝優花 (@edmm32) April 10, 2023
そりゃそうだよな…
イケメンが前面に出すぎてドジが目立たなくなっちゃうもんな、と妙に納得した。
オープニングでは、作中の役柄とは全く関係のない、クール側に100%振り切った姿で登場する。
ドラマの中のドジっぷりとのギャップがたまらない。
これがCM前にも挟まるから心臓に悪い。この演出を考えた人あざとすぎるけど、グッジョブ!
何気ない日常の中でドジを繰り広げつつ、
他人だった4人が繋がっていく様子も飽きさせない要素の一つだ。
拓実くんのメイン回で
「まずはセンスを磨かないとな。センスセンスセンス‥」と
センスと繰り返すセリフがある。
アニメでも前半の一言は出てくるが、センスと繰り返すのはドラマだけだ。
等身大の拓実くんはオーディション時代から歌もダンスも未経験ながら、
教えられたことをグングン吸収し
経験者に見劣りしないパフォーマンスに仕上げるという
抜群のセンスを評価され、自らを「センス大量発生」と称し、
拓実くんを表現する際、なにかと“センス”というワードが出てくるので、
このセリフが出てきたのは、ファンにだけ伝わるメタ発言のようでワクワクした。
私はお笑い芸人としてコントをすることもあるが、
泣く演技より笑う演技の方が難しいし、体力も使う。
拓実くんは自分のドジな行動に思わず笑ってしまう男の子を演じているので、
笑いをこらえているシーンや耐えられず吹き出すシーン、
とにかく笑っているシーンが多いが、
そんな難しい演技もやってのける拓実くんはまさにセンス大量発生!
なんと4話ではタバコを吸うシーンまで見ることができる。
ファン達はSNSで「タバコは吸って欲しくないけど吸ってるところは見たいから結果ありがとう」と
大いに盛り上がっていた。
絶対に見ることがない姿を見れるのがドラマ。本当にありがたい。
普段は関西弁でメンバーの難しいボケにもキレよくツッコんでいるが、
ドラマの中ではしゃべりもふわふわ。
そんな姿との最大のギャップは、パフォーマンスをしている姿だと個人的には思う。
百聞は一見にしかず!語ることを放棄して申し訳ないが、とにかく見てほしい。
ドラマで存在を知って、「この子かわいいな〜」ぐらいの軽い気持ちで検索したら
腰を抜かすことになる。
↓『JO1’ Trigger’ PERFORMANCE VIDEO 』
私も一旦、自分の記憶を消して何も知らない状態で
ほわほわ拓実くんからギラギラ拓実くんのギャップを摂取したい!
ドラマから拓実くんを知った人はそんな衝撃を味わえるなんて羨ましすぎる。
いや‥待てよ、私もNCT127のMVを見たら、その気分が味わえるのでは?
そう考えさっそくNCT127のMVを見てみると、
ドジとはあまりにもかけ離れたイケイケで、見つけるまでに3周した。
推しを追ってたらうっかり推し増ししてしまうのはオタクあるあるだ。
臆することなく他界隈にも飛び込んでみて欲しい。
コンビニのレジで、商品ではなく財布を出してしまうドジからスタートするこのドラマ。
ストローを逆向きに差してしまったり、
鍵を閉めずに家を出てしまったりと、クールドジ男子たちの繰り出すドジは、
自分も一度はやらかしてしまったことがあるような、
“たまにやっちゃうドジあるある”の詰め合わせにもなっている。
そんなちょっとしたドジをやらかすことによって、
落ち込んだり、強がったり、自分で笑っちゃったり、全然気にしなかったり、
四人のそんな生きざまが、
「失敗は誰にでもあるよね」と、見ている側の些細な悩みを吹き飛ばしてくれる。
疲れた心を包み込んでくれる暖かい作品。
あざとさゼロの週末の癒やし。
Leminoで全編見逃し配信中なので、
癒やしがほしい人は今夜にでもぜひ視聴して欲しい。
本日は晴天なり
太田プロ所属のピン芸人。
1983年1月11日生まれ 静岡県出身。
特技はダンス。