大ヒット韓ドラ史劇『宮廷女官チャングムの誓い』を改めて紐解く。『赤い袖先』イ・セヨンも出演していた！

韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』とは？

【邦題】宮廷女官チャングムの誓い
【原題】대장금(和訳：大長今/テジャングム)
【制作】MBC / 2003年
【話数】全54話+スペシャル2話
【演出】イ・ビョンフン
【脚本】キム・ヨンヒョン
【出演】イ・ヨンエ、チ・ジニ、ホン・リナ、ヤン・ミギョン、キョン・ミリ、ハン・ジミン、イ・セヨン ほか

韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』は、主人公が宮廷料理人から女医となり“大長今(偉大なるチャングム)”の称号をもらうまでの波乱な半生を描いた大ヒット歴史ドラマです。当初全50話を予定していた本作は、視聴率が連日50%を越え、最高視聴率は57.8%という驚異の人気ぶりに全54話に延長されました。

主演は、時代劇ドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』のイ・ヨンエ、相手役は『トンイ』『サバイバー: 60日間の大統領』のチ・ジニです。また、本作は、主人公チャングムの師匠ハン尚宮役ヤン・ミギョンが予想以上の人気を見せた作品でもあります。

韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』あらすじ

ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』名作紹介映像

厳しい身分制度のある時代だった16世紀初頭。とある村で生まれた少女チャングムは、時の王・燕山君(ヨンサングン)によって、かつて武官と女官だった両親を失ってしまいます。

2年後、朝廷で起きた燕山君を廃するクーデターに一役買ったチャングムは、新王・中宗から宮廷入りを許されます。亡き母の遺言である“最高尚宮(チェゴサングン)”の夢を目標に女官見習いとして努力しますが、宮中を牛耳ろうとするチェ一族の陰謀により、チャングムは済州島に追放されてしまいます。

そして、復讐を誓ったチャングムは、医女として宮中に戻ることを決意するのです。