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【連載コラム①】韓流・華流ブームがもたらしたライター道の転機「韓流作品との出会い」

公開日 2022/05/29 22:00

変更日 2024/08/06 12:02

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2003年、日本で「冬のソナタ」が放送され、大旋風が巻き起こりました。そんな時、海外ドラマライターの私に韓国ドラマの記事を書く仕事が舞い込みました。熱狂的な第1次韓流ブームの中、目まぐるしい取材と執筆の日々が始まり、ライター道に転機が訪れました。私が体験した韓流・華流ブームを振り返ってみたいと思います。

 

 
2003年以前、海外ドラマライターとしての私の仕事は、主に米国ドラマの記事を書くことでした。来日取材の機会は、ごくたまにあるくらいでした。

冬ソナ大旋風の頃、新しく韓国ドラマのムックが創刊されることになり、編集部に打ち合わせに呼ばれました。編集長は韓国に取材で出張するということで、私はかなりの量の記事の執筆を依頼されました。韓国ドラマは初心者でしたが、そこから急ピッチでリサーチを始め、「冬のソナタ」より前に作られた“四季シリーズ”の第1作「秋の童話」や、冬ソナで大人気となったチェ・ジウさんが出演している「美しき日々」をはじめとする作品や、そのほか話題の韓国ドラマについて徹底的に調べ、見られる限りのエピソードを視聴し、記事を執筆しました。
 
 

最近のチェ・ジウさん
 
 
 
その後、ドラマだけではなく映画も含む韓流作品について、様々な媒体から続々と仕事を依頼されるようになりました。お隣の国なので、来日取材も多くなり、気づけば毎日のように取材に出向いていました。自分自身も韓流作品の魅力にハマり、ドラマは見始めたら止まらない吸引力があることを知ったし、映画は重厚な作品が多いと感じましたが、日本や米国の作品とは印象が大きく違う独特の面白さがありました。
 
 

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