COLUMN コラム

東京国際映画祭にて世界の是枝裕和監督、台湾の至宝チァン・チェンの対談イベントを取材!

公開日 2021/11/04 12:09

変更日 2024/06/20 20:02

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第34回東京国際映画祭のトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」で11月1日に東京ミッドタウン日比谷で行われた是枝裕和監督(59)と台湾俳優チャン・チェン(45)のリモート対談をレポートします。

是枝監督は、1995年初監督映画『幻の光』がベネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(撮影賞)を受賞したのをはじめ、福山雅治主演の『そして父になる』(13)でカンヌ国際映画祭審査員賞受賞、2018年には「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞と世界的に評価の高い作品を創り続けています。

かたや、チャン・チェンはデビュー作『古嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』以降、少年時代からさまざまな役柄を演じ、その美男ぶりも相まって台湾映画界になくてはならない存在に。

そして、今年ついにハリウッド大作『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演。名作SF小説の映画化でティモシー・シャラメが主演を務めた本作で、欧米の俳優陣にも引けを取らない存在感を放ちました。今回はそんな才能溢れるふたりの貴重な対談の場となりました。

VENICE, ITALY – SEPTEMBER 03, 2021: Chang Chen arrives on the red carpet for ‘Dune’ during the 78th Venice International Film Festival in Venice, Italy. (Photo credit should read P. Lehman/Barcroft Media via Getty Images)

VENICE, ITALY – SEPTEMBER 03: (L-R) Chang Chen, Oscar Isaac, Sharon Duncan-Brewster, Timothée Chalamet, Rebecca Ferguson, director Denis Villeneuve and Dave Bautista attend the red carpet of the movie

◇ふたりの出会いから是枝監督の台湾映画への熱い想い

出会いは是枝監督の『万引き家族』が最高賞を獲得した第71回カンヌ国際映画祭。チャン・チェンは審査員を務めており、その時少し話す機会があったのですが、じっくり話すのは今回が初めてだそう。

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