韓国映画『告白、あるいは完璧な弁護』でソ・ジソブが初のサスペンス・スリラーに挑戦！

レビュー

ライターK

公開日 2023/05/17 23:20

変更日 2024/06/20 20:04

密室殺人の容疑をかけられたIT企業社長が事件の真相を追う姿を予測不能な展開で描く『告白、あるいは完璧な弁護』（6月23日より全国ロードショー）の見どころとソ・ジソブの取材裏話をお届けします。（ネタバレあり）

韓国で興行収入初登場1位を記録した本作は、ソ・ジソブが初めてサスペンス・スリラーに挑戦したことで話題を集めました。

◇ストーリー

IT企業社長ユ・ミンホの不倫相手キム・セヒが密室のホテルで殺された。
事件の第一容疑者となったミンホは潔白を主張し、100％無罪を勝ち取る敏腕弁護士ヤン・シネを雇い事件の真相を探り出す― 。

そこで以前に起きた一つの交通事故がセヒの殺人に関係しているかもしれないと告白し、事件の再検証がはじまるが…。

錯綜する2つの事件と証言。その真実は誰のためのものなのか。

欲望に隠された〈衝撃の事実〉に辿り着いたとき、切ない“痛み”があなたを襲う。
（公式サイトより）

物語は、IT企業社長ユ・ミンホ（ソ・ジソブ）の不倫相手キム・セヒ（ナナ）が密室のホテルで殺されたことから始まります。その部屋に居たのは自分ひとりで、疑われるミンホ。

そこで無罪を勝ち取るためエリート弁護士ヤン・シネ（キム・ユンジン）を雇い真相を追い始めます。
有罪をも無罪に変える有能さを買われ、ミンホの弁護を担当することになったシネは無罪を立証するため、隠さずすべてを話すようミンホに要求するのです。