COLUMN コラム

韓国ドラマ『蒼のピアニスト』で競演、チュ・ジフンVSチ・チャンウクを比べてみました!(パート2)

公開日 2023/07/25 20:30

変更日 2024/08/27 13:09

#

BS12 トゥエルビで放送中の韓国ドラマ「蒼のピアニスト」(水・木曜 夕方 4:00~6:00 2話連続放送)は、音楽一家に生まれた腹違いの兄弟とその母親の愛憎を描いた名作。兄役チュ・ジフンと弟役チ・チャンウクの迫真の演技バトルが熱い!

パート1では基本プロフィールとデビューからブレイクまでを比較してみましたが、パート2ではその後のキャリアと代表作、ロマンス、最新作を比べてみます。
まず↓パート1をお読みください。

■その後のキャリアと代表作

チュ・ジフンは、『宮』のプリンスから一転、2007年に復讐に生きる弁護士に扮した『魔王』の演技が高く評価されました。本作はのちに日本でもリメイクされ「嵐」の大野智が初主演で話題に。

翌年にはよしながふみの人気コミックを映画化した『アンティークー〜西洋骨董洋菓子店〜』で映画初主演。イケメン洋菓子店主役でさらなる人気を獲得しますが、あろうことか麻薬スキャンダルを起こします。

麻薬スクリーニング検査の結果は陰性でしたが、過去に使用したことを潔く認め、芸能活動を中断。その後、入隊します。

除隊後の2012年、映画『私は王である!』でスクリーンに復帰。「蒼のピアニスト」で地上波ドラマ復帰を果たし、「メディカルトップチーム」(2013)では天才医師、「仮面」(2015)では強迫神経症の財閥御曹司などさまざまな作品に挑み続けました。

2017年には韓国の人気WEBコミックを実写映画化し、世界的ヒットを記録したファンタジーアクション『神と共に』二部作で再ブレイク。ロングコート風衣装で、地獄の魔物を剣で倒すカッコ良さと天然な発言をする冥界の護衛役がハマり役に。

快進撃は2019年も続き、李氏朝鮮が舞台の時代劇ゾンビスリラー『キングダム』に主演。疫病と陰謀から国を守ろうとする王のひとり息子役を熱演。本作はNetflixで第2シーズンまで世界公開され、ニューヨーク・タイムズが選ぶ「2019年最も優れたTVショー(The Best TV Shows of 2019)」のThe Best International Showsに輝き、ジフンの知名度はワールドワイドに。

麻薬スキャンダルでバッシングを受け、『蒼のピアニスト』で地上波復帰は早すぎるなど批判もありましたが、ブランクを感じさせない熱演で好感度を上げ、その後は映画でも実力を発揮し多彩な作品にコンスタントに出演。

演技の幅を広げ、世界的人気ドラマの主演を勝ち取ったジフン。たとえ現実離れした役柄であっても、そのキャラクターに気高さとチャーミングさを吹き込み、魅力的に好演しているのです。キャッチフレーズ「世界を征服する俳優」として着実に躍進しています。

  • 1
  • 2

BS12 かっこいい ミステリー・サスペンス ラブロマンス 俳優 韓国ドラマ 韓流

この記事を気に入ったらシェア!

この記事について報告する

  • 韓国大好き連載コーナー
  • vote
  • 中国ドラマ特集
  • K-POPニュース

WRITER INFOライター情報

ライターK

韓国情報を発信していきます★