公開日 2021/08/12 20:30
変更日 2024/06/20 21:07
https://imgc.nxtv.jp/img/info/tit/00031/SID0031650.png?output-quality=60&output-format=jpg&resize=480:270
数々の戦や党派争いが後をたたない戦乱期を生きた朝鮮王朝第14代王・宣祖。 そんな彼を支えたのは、歴史の教科書にも載る偉人リュ・ソンリョンでした。 彼が残した著書『懲毖録』を基に描かれたのが、『軍師リュ・ソンリョン~懲毖録〈ジンビロク〉』です。 今回は、本作のあらすじやキャスト、視聴方法をご紹介します!
朝鮮王朝第14代王の宣祖を命がけで支えた男リュ・ソンリョンの半生を描いた『軍師リュ・ソンリョン~懲毖録〈ジンビロク〉』。
主人公リュ・ソンリョンは、韓国の歴史の教科書にも登場するほど朝鮮王朝時代を語るには欠かせない人物です。
本作は、偉人リュ・ソンリョンが残した著書『懲毖録』を基に描かれたドラマとなっています。
ちなみに当時の日本は戦国時代で、秀吉軍も多く出演。
また、著書『懲毖録』には、日本の秀吉軍の侵略を防げなかった無能な政治家たちや自分自身への戒めが綴られています
壮大な大河ドラマであるため国内の授賞式に問わず、「2016ヒューストン国際映画祭 銀賞」に選出されるなど、国外でも評価の高い作品です!
『軍師リュ・ソンリョン~懲毖録〈ジンビロク〉』
https://imgc.nxtv.jp/img/info/eps/00176/ED00176099.png?output-format=jpg&output-quality=60&resize=160:*
出典元:U-NEXT
壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の3年前、時は1589年。宣祖が第14代王に即位しました。
同年、日本の関白・豊臣秀吉は国交樹立のために、対馬島の主・平義智と僧侶の玄蘇を朝鮮に送りました。
兵判リュ・ソンリョンは宣祖に、平義智と会ってほしいとお願いするも、「獣の国」とは国交を結ばないとの一点張りで、なかなか会おうとしません。
対馬島の主・平義智が使臣として送られたことには、2年前の出来事が背景にありました。
2年前、朝鮮に渡った橘康広は、たった一言の返書をのみ持って豊臣秀吉の元へと帰ったのです。
激怒した豊臣は橘康広を殺害し、平義智に「朝鮮の使臣に返書を持ってこさせろ」と命を出しました。
失敗したら家族はもちろん、島民を皆殺しにすると言うのです……。
日本と朝鮮からの貿易で生活している対馬の立場からは、両国が戦になることは最も避けたいこと。
なんとか宣祖に会って話すことは出来ましたが、宣祖は通信使を送るつもりはありませんでした。
頑なな宣祖でしたが、次第に考えが変わり、通信使を送るための交換条件を提示するのです。
2年前に起こした「丁亥倭変」の頭目と協力者を差し出すことと、朝鮮から連れ去った民を全員連れてくることが、その条件でした。
国交が荒れている中、国内でも混乱が起きます。
1575年に始まった東人と西人の党派争いは、15年の時を経てやっと決着がつきます。
しかし、追放されたソン・イクピルは仲間を集め、西人政権を回復させるために戦略を立て……。
そんな時、謀反を起こしたチョン・ヨリプをきっかけに、西人ソン・イクピルらがついに動き始めます。