公開日 2021/09/14 11:30
変更日 2024/06/20 21:09
バスケットボールの試合
1948年のロンドン五輪に出場した南北共同バスケットボールチーム「KOREA」。ベスト8進出の神話を作り上げた彼らの実話を基にしたドラマ『バスケットボール』。バスケットボールを通して、朝鮮半島の分断と悲劇を克服しようとした若者の姿を描いています。今回は、そんな本作のあらすじやキャスト、視聴方法をご紹介します!
舞台は1939年~1948年、日本統治時代の朝鮮。
本作は、バスケットボールに希望を託し日本からの支配を乗り越えてきたように、近づいてくる祖国分断という悲劇をバスケットボールを通して克服しようとするカン・サンたちの物語です。
『漢城別曲』や『チュノ~推奴~』など、主に時代劇を手掛けているクァク監督が制作した本作。
主演には、新田真剣佑に似ていると言われるト・ジハンが大抜擢。本作は、彼の初の主演作品となりました。
バスケットボール未経験だったト・ジハンは、バスケットボールの実力のなさを一番心配していたとのこと。
週3回のグループレッスンを受け、毎日1時間半~2時間ほど必死に練習したそうです。
また、同じくバスケットボール選手役を務めたチョン・ドンヒョンは、役を貰うために「バスケットが好きで得意だ。」と嘘までついたと話しています。
しかし実際はバスケットボールをやった記憶は5回程度で、決して上手ではなかったそうです。
バスケットボール選手役を演じるために、多くのキャストが猛練習に励んだという逸話があります。
ウムマク村出身のバスケットボール選手カン・サンは、家が貧しいという理由からバスケットボール入団テストで脱落してしまいます。
さらに、学校まで追い出されることなってしまい……。
失意のどん底にいたサンは、南大門の賭博バスケットボール辧主のコン・ユンベに誘われ、賭博バスケットボールの世界に足を踏み入れるのでした。
そんなある日、危機に晒されていたシニョンを偶然助けたサン。
サンは何故か自分の身分を偽ってしまうのですが……。