ルビー・リン主演！中国ドラマ『秀麗伝～美しき賢后と帝の紡ぐ愛～』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

『秀麗伝～美しき賢后と帝の紡ぐ愛～』ってどんなドラマ？

本作は、後漢建国の祖・光武帝と皇后・陰麗華のラブロマンスを描いた中国時代劇です。
陰麗華が時代の荒波を生き抜き、中国史上屈指の名皇后となるまでの波乱万丈の生涯とサクセスストーリーが綴られています。

人気ベストセラー小説『秀麗江山』が原作ということもあり、放送前から話題となった本作。
主演女優のルビー・リンは陰麗華役を演じただけでなく、プロデューサー、芸術監督も兼任して名作の世界観を演出しました。
彼女が特注で作らせた煌びやかな衣装や装飾品にも大注目です！

また、男装した陰麗華が参戦する迫力の戦闘シーンも見どころです。
あの歴史上有名な”昆陽の戦い”は10日間もかけて撮影され、壮大なスケールで描かれています。
臨場感溢れるアクションシーンに興奮すること間違いなしです！

相手役の劉秀(光武帝)を演じたユアン・ホンは、『宮廷女官 若曦(ジャクギ)』で日本でもブレイク中のイケメン人気俳優です。
他にも多くのイケメン俳優が起用されているため、目の保養になる作品でもあります。

『秀麗伝～美しき賢后と帝の紡ぐ愛～』のあらすじ

劉秀と麗華たちは、真冬の凍り付いた湖の上で、敵国の追手から逃亡していました。
麗華は劉秀たちを逃がすために、湖に残って敵の足止めを試みます。
戦いの中で氷が割れて足場がなくなり、追手の矢に射抜かれた麗華はそのまま湖に落水しました。

時は遡り、西暦8年。
王莽が帝位を奪い国号を”新”としたことで、前漢は滅亡しました。
新王朝の誕生後、王莽が復古主義に基づく改革を断行したことにより、各地で反乱が起こり始めます。

そんな民が苦しむ動乱の時代、豪族・陰家の1人娘で天真爛漫な性格の陰麗華は、楽しい日々を過ごしていました。
女性らしい立ち振る舞いが苦手で男勝りな彼女は、いつも陰家の当主で兄の陰識に怒られてばかり。
その日も、言いつけを破って危険なカラクリ遊びをしたせいで、10日間の外出禁止の罰を受けてしまいます。

「女らしく装いなさい」という母の躾に対して、「外出できないのに着飾る意味があるの？」と反発する麗華。
彼女の母は、年頃になった麗華に結婚して欲しいと考えていたのです。

しかし、縁談の話がある度に、兄の陰識によってその縁談話は丁重に断られ続けてきました。
美人と評判の麗華には山ほど縁談話が来ていましたが、本人は結婚に全く興味がありません。

そこには、少女の頃に出会い、ずっと記憶の片隅に残っている男性の存在がありました。
当時のことをほとんど覚えていない麗華ですが、なぜか彼の後ろ姿だけは覚えていて、どうしても気になっていたのです。
名前も顔も覚えていないはずなのに、その男性は彼女の心の中で大きな存在となっていました。

一方、麗華のために数々の書物を書き写し続けてきた劉秀。
5年にも及ぶその行動を見て、友人の厳子陵は「想い人に全財産をつぎ込むつもりか？」と劉秀をからかいます。
劉秀はなぜか麗華と距離を置いていましたが、彼女の幸せを誰よりも願っていました。

帰郷した劉秀は、麗華の縁談の噂を耳にします。
数々の縁談を断り続けている麗華には、忘れられない想い人がいるという話を聞いた劉秀。
そして彼は、「麗華、君の記憶に残っている後ろ姿の男性とは私のことなのか？」と淡い期待を持つのです。

その時、倒れた書棚から麗華を助けた昔の出来事を思い出します。
当時の2人はとても仲良しでした。

ひと目だけでも麗華に会いたいと火が付いた劉秀は、彼女に会いに行きます。
彼女が滞在している鄧宅に着いた劉秀は、幼馴染の鄧禹が麗華を妻に迎えることを知り、動揺してしまいます。
しかし、冷静を装って「必ず大切にしろよ」と友人と想い人の幸せを願うのでした。