公開日 2021/06/29 09:58
変更日 2024/06/20 21:24
ライブで盛り上がる人々のシルエット_白背景_ワイド
2007年3月にデビューし、日本でのK-POPブームの先駆けとなったKARA。2016年1月に活動休止に至るまでメンバーの脱退や加入を経て、顔触れが変わりながらも、数多くの楽曲を生み出し、人気を集めていました。 今回はそんなKARAのメンバーとして活躍していた彼女たちの活動休止後の活動に迫ります!
KARA(カラ、카라)は、DSPメディア所属の韓国の女性アイドルグループ。2007年3月にデビューを果たし、2016年1月に活動休止に至るまで、数多くの楽曲を生み出し、話題を呼びました。
日本においてはK-POPブームの火付け役として知られ、NHK紅白歌合戦にも出場。グループ名の「KARA」は、音調や拍子という意味を持つ言葉「가락(カラㇰ/カラッ)」に、ギリシャ語で歓喜、甘いメロディーという意味の「χαρά (chará)」を加えて、「音楽を通じて喜びを与えたい」という気持ちを込めて名付けられたそうです。
2016年1月には、メンバーのパク・ギュリ、ハン・スンヨン、ク・ハラのDSPメディア専属契約が満了し、3名は再契約しない一方、ホ・ヨンジは事務所に残り、DSPメディアで引き続き活動することになりました。こうした経緯で、グループとして事実上解散状態となったKARAですが、歴代のメンバーとして活躍していた彼女たちは現在どのような活動を行っているのでしょうか?
KARAとしての活動休止後の彼女たちの姿に迫ります!
1988年5月21日生まれ。KARAではリードボーカル兼リーダーとして活躍。
KARAの活動休止後は、個人で芸能活動を継続しており、女優としてドラマや映画に出演しています。ドラマは2017年放送の『恋の花が咲きました』や2018年放送の『皇后の品格』に出演。映画は2018年に『Revive by TOKYO24』で主演を務め、本作で2020年モナコ映画祭のSF Fantasy映画賞を受賞しています。
2021年1月には、Park Gyuri JAPAN OFFICIAL FANCLUB GRaceという日本のファン向けのサイトが開設されており、今後日本での活躍も期待できそうです!
1988年7月24日生まれ。KARAではリードボーカルを担当。
DSPメディア脱退後はJ,WIDEカンパニーと専属契約を締結し、「fanSY」というオフィスファンクラブも設立。2020年には、J,WIDEカンパニーとの契約期間満了を期にYGエンターテインメントの傘下レーベルであるYGXと専属契約を締結。このように現在に至るまで女優や歌手として活動を続けています。
女優としては2016年から2017年にかけて放送されたドラマ『青春時代』シリーズに出演していた他、2018年には『アバウトタイム~止めたい時間~』や『恋する十二夜~キミとボクの8年間~』といったドラマに出演。近年では、2020年に放送されたドラマ『学校奇談』に出演しています。
歌手としては、ソロで複数のアルバムを出しており、日本では2017年に『宇宙』、2019年には『青空へ』が発売されました。
1991年1月3日生まれ。2008年にKARAのメンバーであったソンヒが脱退したことにより、ケーブルチャンネルのMnetと連動して実施された公開オーディションに合格し、2008年発表曲の「Rock U」からKARAのメンバーとして活動。
DSPメディアとの専属契約が終了しKARAが活動休止した後は、キーイーストと専属契約を締結し、2017年には子会社のContent Yに移籍して歌手として活動を継続。2018年にはソロシングル『WIlD』を配信しています。
その後2019年にContent Yとの契約が終了すると、日本の芸能事務所であるプロダクション尾木と契約し、活動拠点を日本に移動。2019年には日本でのソロデビューシングルとして『Midnight Queen』が発売されましたが、発売後2019年11月24日に韓国の自宅にて遺体で発見されたことで本シングルは遺作となりました。KARA時代から彼女の人気は絶大で、若くして亡くなってしまった彼女の死は多くのファンによって悼まれました。