『キングダム』を今あえておススメしたい理由

ゾンビ時代劇『キングダム』をまだ見てない方に

現在は見るのが追い付かないほど、ドラマ・映画・配信動画と数多くのコンテンツを製作しているNetflix KOREAですが、『キングダム』はNetflix KOREAが本格的に韓国国内で製作を始めた初期から続くドラマです。当時33億円というドラマにしては破格の制作費も大変話題になりました。

Netflix『キングダム』予告編

李氏王朝。王が病に倒れたといううわさが国を揺るがす中、一人息子である世子は真実を確かめるため、王に会いに行こうとするも、若き後妻の王妃が立ちはだかる。王宮に潜む陰謀を暴こうと、世子は旅へと繰り出すが、感染者を化け物（＝ゾンビ）に変える疫病がまん延していることに直面し、王の病との関係を探るため、そして民衆を救うため、立ち上がる。

「シネマトゥデイ」より引用

出典元：https://www.cinematoday.jp/page/A0007925

時代劇×ゾンビ×チェ・ジフン＠Netflix！！という設定だけで興奮し、待ちかねた配信日に一気に見てしまうほどの面白さでした。韓国映画でゾンビ映画と言われて、イメージするのは『新感染』の高速ゾンビ。とにかく動きが早いので、ハラハラドキドキの度合いが違います。「あぁぁぁぁぁ！！どうなるの！！！！逃げて逃げて！！！」とハラハラしていたら、あっという間にシーズン１もシーズン２も見終わってしまうのです。1エピソードややが短いのと、シーズンのエピソード数が少ないのも途中でダレず面白いまま突き進める要因かもしれません。

暗部を多くして、李氏王朝時代をリアルに表現した映像は、研ぎ澄まされ無駄のない美しさを放ち、オープニングで既に格の違いを感じさせます。そして韓国が誇るVFX技術で表現されたゾンビたちは強烈な印象を与えました。