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公開日 2023/10/17 12:00
変更日 2024/07/24 10:57
8月に東京ビッグサイトでジャパン・インターナショナル・シーフードショーが開催され、韓国食材の展示会へ行ってきました。キムチや焼肉だけではない、鮑や牡蠣、穴子、また解凍してそのまま食べられる刺身など、近年注目の韓国海産物をご紹介。日本では未入荷の食材も多くありましたよ。
木の柱を施し、韓国の伝統的な建築物をイメージしてデザインされた「韓国館」は、ジャパン・インターナショナル・シーフードショーのなかでも一際目を引くエリア。まるで韓国を訪れたかのような雰囲気で気分が上がります。K·FISH (Korean Fishery National Brand)という、大韓民国政府が厳格な基準を元に品質を認証するブランドを取り扱う企業をはじめ、選ばれた企業が出展する注目の展示会です。
まずは、ヨンインバイオ株式会社のエビやワタリガニを使ったジャン(調味料)からご紹介。こちらは韓国の著名なシェフ「チェインソン」さん監修のプレミアムなジャン。 殻を剥くのに手間のかかるエビやカニですが、この商品は、すべて手作業で殻を取り除き瓶詰めされています。すぐに食べられるうえ、無添加で安心な商品。韓国でも人気のご飯のお供で、ご飯泥棒の異名にも納得のおいしさです!
韓国の南東部、河東(ハドン)で獲れる日本でもお馴染みの「しじみスープ」は、韓国でも二日酔いのときに飲まれるそうです。河東は、海水と淡水が流れ込み良質なしじみの収穫産地。真心食品が製造するしじみスープは、天日塩と水だけを使ったシンプルながらもコクのある味わいです。滋養のあるスープとして、常備しておくと便利ですよ。
日本食代表の穴子は、韓国でも人気の食材です。韓国では、穴子を蒸した後に焼くふっくらやわらかい関東風よりも、そのまま焼く、パリッとした食感の関西風に近い焼き方で調理されています。ピリ辛ダレのヤンニョムに浸けて、歯ごたえを楽しむのだそう。宇晋物産株式会社では、活〆と煮穴子を日本向けに様々なサイズで用意。近年、日本では穴子をさばける人が減少し、飲食業では加工された便利な韓国穴子が流通しているそうです。大手の販売代理店に供給しているため、レストランなどですでに韓国のおいしい穴子を口にしているかもしれませんね。
高級食材のイメージがある牡蠣ですが、韓国ではお鍋などでよく食卓にも登場する庶民的な食材だそう。株式会社ヤセン物産では、お鍋やカキフライなどの調理用から、冷凍保存をした生食用など様々なニーズに対応した牡蠣を扱っています。特に、殻を割る手間が省け、解凍後そのまま食べられるハーフシェール(上の画像)は、注目の商品。プラズマ殺菌浄化機で浄化させた海水に数日寝かした後、−50°C以下で急速冷凍。採れたてのフレッシュな味を楽しめます。
銀河水産の冷凍刺身は、家庭で手軽に刺身を楽しめる商品です。活魚を急速冷凍しているため、食べるときに解凍すれば、鮮魚の刺身と変わらないおいしさ。3種類のソース入りで、寿司、ビビンバ、カルパッチョなど様々な料理に活用することができますよ。電子レンジで温めるだけで完成する子ども向けの冷凍焼き魚など、子育て世代には嬉しい商品もありました。
今回、韓国ブースで紹介されている食材を使用した「ぜんだま先生」こと、韓国料理家の趙善玉(チョ ソンオク)先生のデモンストレーションもありました。試食では、青梅アワビ水産株式会社の鮑と漁業会社法人 済州水協流通株式会社の冷凍ヒラメを使った刺身と昆布締めをいただきました。
日本では高級食材として知られる鮑ですが、韓国産の養殖の鮑は価格も安く、家庭で手軽に食べられるようです。料理に使われた青梅アワビ水産株式会社の鮑は、水産物品質認証マークのASCを獲得している安心の食材。鮑の殻は先に茹でておくとスプーンでつるんと簡単に取れ、準備も簡単!善玉先生のオリジナルレシピの鮑のバター炒めは、程よい歯応えで、バターのコクがありながらも梅酢のアクセントが効いてさっぱりいただけます。
もう一品は、解凍するだけでまるでレストランのような前菜が自宅で再現できる、漁業会社法人 済州水協流通株式会社の冷凍の済州ヒラメフィレを使ったカルパッチョ。ひと手間かけて、昆布締めにするのもオススメです。刺身はふっくらおいしく、昆布締めは昆布の出汁がきいて、歯ごたえのある食感が楽しめます。日本の刺身のように醤油をつけたり、韓国風にコチュジャンダレや、洋風カルパッチョと様々なスタイルで楽しむことができて、ホームパーティーの一品にも大活躍すること間違いありません。
お次は、韓国南東部のエリア、慶尚南道(ケイショウナンドウ)から出展している自治体ブースからも一部、商品をご紹介します。
KOREAN FOOD GRAND MASTERは、海苔やイカなどの海鮮やレンコンなどの野菜を使ったチップスを扱っています。韓国では日常的に食べられているお菓子で、無添加かつ安心素材が特長。お酒のお供やお子さんのおやつにもぴったりです。
海藻を扱うDONG-OH FOODでは、色とりどりの海藻サラダが目を引きます。紅生姜やレモン風味など、海藻のイメージが変わるお洒落な商品もありましたよ。 個別包装で、手軽に楽しめるのも嬉しいですね。
最後にご紹介するのは、プサンオムックのテンテントッポギです。韓国おでんの具材である魚介のはんぺんに、もちっとしたお餅のトッポギが入っていますよ。そのままでもおいしいですが、お好みで野菜などを加えると彩りもよくなります。甘辛味のソースも入っているので、ホットプレートやフライパンで混ぜて炒めるだけで簡単にできますよ。韓国では、屋台や学校帰りに食べていた懐かしい味、日本の方には新鮮な甘辛の味を楽しむことができます。