公開日 2022/08/12 20:00
変更日 2024/08/06 15:43
SEOUL, SOUTH KOREA - AUGUST 02: (SOUTH KOREA OUT) South Korean actor Park Seo-Jun attends the CHANEL 'N°1 de Chanel Garden' open photocall on August 02, 2022 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
近年追いきれないほど続々と新ドラマが配信され、傑作ドラマが数々誕生していますが、実は2018年は、今も語り継がれる「レジェンド韓ドラ」が、これ以上ないほど多数誕生した“奇跡の年”!本記事では、【名作の宝庫⁉︎】観ないと後悔する!2018年に誕生したレジェンド韓国ドラマ10選をご紹介します。
富・名誉・権力を手にする者だけが住んでいる高級住宅街“SKYキャッスル”。そこに整形外科医の夫と娘たちと暮らすソジンは、隣の邸宅に住むミョンジュの息子がソウル医大に合格したと聞き、入試関連の資料を手に入れるために手を尽くすが、ミョンジュから資料は公開しないと言われてしまう。しかし、幸いにもVVIPの顧客だけが招待される入試コーディネーターの説明会の招待状をミョンジュから受け取ったソジン。会場を訪れると、そこにはSKYキャッスルの住人スンヘの姿もあり…。ある日、クルーズ旅行を早めに切り上げ帰国したミョンジュが、夫スチャンの猟銃で謎の自殺を遂げる。SKYキャッスルの住人たちが騒然とする中、病院を辞めたスチャンも姿を消し、もぬけの殻となった邸宅には新しい住人がやってくるのであった…。
新たなドロドロ系ドラマブームの走りとなったのが本作ではないでしょうか。親の異常な教育熱と超学歴社会にメスを入れ、韓国で社会現象になるまでのシンドロームを巻き起こした大ヒット作です。1.7%という低い視聴率で放送を開始したが、SNSや口コミなどで広がり23.8%という驚異の視聴率を記録。ロマンス中心だったドラマ界に衝撃を与え、「百想芸術大賞」では、女性最優秀演技賞を含む圧巻の4冠を達成しました。
BTSメンバーがハマっていたことを明かした他、カン・ダニエルやSEVENTEENなどのK-POPアイドルたちも、こぞってハマっていたことでも話題となり、「ドロドロ」、「愛憎」系のドラマに新たな層を引き込んだ偉大な作品です。
朝鮮の貴族の下で働く奴婢の両親のもとに生まれたチェ・ユジン(キム・ガンフン)は、1871年に勃発した辛未洋擾の混乱の中で軍艦に一人乗船し、アメリカに辿り着く。その後、米軍海兵隊の大佐となったユジン(イ・ビョンホン)は、アメリカ大統領の命により自身を捨てた祖国の朝鮮に帰還する。
朝鮮に駐在することとなったユジンは、ある夜、朝鮮最高名門家の最後の血族である令嬢コ・エシン(キム・テリ)と出会う。祖国を守るため密かに戦う高い志を持ったエシンとの出会いによって、ユジンの運命は大きく変わっていく。
『二十五、二十一』のキム・テリ、『私たちのブルース』のイ・ビョンホンの過去作を追って、最近になって観た人も多かったのではないでしょうか。
『トッケビ』や『太陽の末裔』など数々の大ヒット作を描いた、韓国No.1ヒットメーカー、キム・ウンスク脚本家の大作で、「涙が枯れるほど泣いた」という声もある号泣作品でもある本作。『愛の不時着』や『応答せよ』シリーズなど名作揃いのtvN歴代ドラマの中でも、“忘れられない名作”として必ず名前が上がっている殿堂入り作品です。
まず『SKYキャッスル』と本作が誕生しているというだけで、18年はレジェンド年ですよね。個人的には、この2作が各賞で同時ノミネートを果たしていた、翌年19年の「百想芸術大賞」が、近年では一番の混戦だったのでは?と思います。