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【わかりやすく解説】”NewJeans（ニュージーンズ）騒動”この先どうなる？ 何があったの？ 裁判・いじめ告白などまとめ【2025最新】
公開日 2025/06/04 12:00
変更日 2025/06/04 12:00
SEOUL, SOUTH KOREA - AUGUST 01: Minji, Danielle, Hanni, Haerin and Lee Hye-In aka Hyein of girl group NewJeans attend the Hyundai Department Store Duty Free "Everyday Hyunday" photocall event on August 01, 2024 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
”K-POP界の宝”とも称されるNewJeans（ニュージーンズ）。デビューからわずか1年でアメリカの〈ビルボード200〉で1位を獲得、発表したアルバム全てがミリオンセラーとなるなど驚異的な人気を誇ります。一気に大スターの座へと躍り出た彼女たちですが、昨年事務所との間に勃発した騒動により突然の活動中断。衝撃の展開に未だ戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、「ニュースが多すぎてよくわからない！」「結局、NewJeansはどうなっちゃうの？」という方へ、一連の騒動をわかりやすく解説！ これを読めば”NewJeans騒動”の全貌がわかります。
現在NewJeansは活動休止中
2025年5月現在NewJeansは裁判中で、今年3月～事実上の活動停止状態にあります。
2024年11月、メンバーたちは所属事務所ADORとの信頼関係が（ミン・ヒジン氏追放などで）崩れたとして、専属契約の解除を要求。ADOR側はこれに反発し、12月に専属契約の有効性確認訴訟を提起。さらに1ヵ月後NewJeansの独自活動を禁止する仮処分を申請。2025年3月に裁判所がこれを認めたことで、NewJeansは音楽活動や広告出演など一切の芸能活動を停止せざるを得ない状況となっています…。
事務所との契約期間はまだ残っており、契約解除となった場合でも違約金が600億円以上と言われています。ADORを契約違反として訴え違約金を回避する可能性もありますが、なかなか難しいというのが専門家の意見。現在メンバーは”契約の無効”を訴え裁判を起こしており、未だ決着していません。
そもそもHYBEとADORとは？ NewJeansとミン・ヒジン氏の関係
ADORは2021年11月にHYBEが設立した子会社。代表には、元SMエンターテインメントの敏腕クリエイティブディレクター・ミン・ヒジン氏が就任し、HYBEのCBO（チーフブランドオフィサー）も兼任していました。NewJeansは2022年にADORからデビューし、瞬く間にK-POPの最前線へ。HYBEの“マルチレーベル戦略”の象徴ともいえる成功例となり、ミン・ヒジン氏もこれにより高い評価を獲得。NewJeansのメンバーも成功へと導いてくれた彼女に厚い信頼を寄せています。
騒動のはじまり～HYBEがミン・ヒジン氏を告発
世界を席巻し、このままグローバルスターへと成長していくかと思いきや…2024年4月、HYBEは「経営権の奪取を試みた」として”NewJeansの生みの親”であるミン・ヒジン氏に辞任を要求。さらに彼女を背任の疑いで警察に告発します。ミン氏は記者会見を開き、「NewJeansのデビューが不当に遅らされた」「ILLITはNewJeansの模倣だ」と反論。事務所内のクリエイティブ摩擦が公の場に持ち出され、大騒動へと発展します。これを受けミン・ヒジン氏を支持するNewJeansはHYBEへ対し「ミン・ヒジン氏を復帰させてほしい」と訴えます。
ハニのいじめ告白
HYBE VS ヒジン氏の騒動が収まらぬ中、2024年10月、NewJeansのメンバー・ハニが韓国国会の国政監査で”いじめ”に関する証言を行い、「社内でNewJeansへの挨拶を禁止された」「言語の壁ではなく、意図的な排除だった」と訴えました。この発言は韓国国内で大きな衝撃を呼び、アイドルの人権問題としても注目を集めるように。HYBEにとって不利な訴えをしたことで両者の対立の深さが改めて浮き彫りになりました。
SNSも炎上…ファンとK-POP界に広がる影響
騒動の影響はHYBE全体に波及。NewJeansのみならず、HYBE傘下のBELIFT LAB所属のILLITや、SOURCE MUSIC所属のLE SSERAFIMなど他グループのSNSにも誹謗中傷が集中し、ファン同士の対立も激化。「大人の争いにアイドルを巻き込まないで」といった声まで聞かれるようになり、K-POP界全体の構造問題へと関心が広がっています。
「NJZ」への改名と対立の激化
問題がなかなか解決へ向かわぬ中、2025年2月7日、NewJeansのメンバーはグループ名を「NJZ（エヌジェージー）」に変更することを宣言。さらに独自の活動を開始しました。今年3月23日には香港で開催された「ComplexCon Hong Kong」に出演し、新曲「Pit Stop」を披露。久々の舞台にファンは歓喜！ 会場を熱狂させました。
復活を喜んだのも束の間、ソウル中央地裁は3月21日ADORの仮処分申請を認めNJZとしての独自活動を禁止する決定を下し、香港公演を最後にメンバーは活動休止を宣言。「NJZ」として開設したSNSも、「mhdhh_friends（mhdhhは各メンバーの頭文字）」へと変更。NewJeans側は専属契約の無効を求める訴訟を提起し、現在も法的対立が続いています。2025年6月5日に予定されている第2回弁論を前に、メンバー側は弁護団を13人に増員。これには著名な元裁判官や法律専門家も含まれており、法廷闘争がさらに激化することが予想されています。
NewJeans解散の可能性は？ 現時点での公式発表と見解
「このまま解散？ 」と心配する声も多い中、2025年5月時点でNewJeansが解散するかどうかについて、公式には発表されていません。むしろADOR側はNewJeansの2025年の活動予定を綿密に立てているといいます。しかし、メンバーは「戻るつもりはない」と発言しており溝は深まるばかり。メンバー内の分裂は見られないため活動再開の希望は十分にありますが、時間がかかりそうですね。
今後の展望 NewJeansは復活できるのか
活動休止中でも個々の活動を続けるメンバーたち。ダニエルは日本のファッションマガジン「SPUR」の表紙を飾ったり、メンバーそれぞれが日々SNSを通してファンとの交流を続けています。
今月、NewJeansがアメリカのビルボード〈21 Under 21〉に2年連続で選出され、騒動の真っただ中にあるものの、その才能は未だ業界内外で高く評価されていることを示しました。
現時点でNewJeansの今後は不透明ですが、メンバーは「必ず戻ってくる」と、力強いメッセージをファンへ送っています。いまは少し立ち止まっている彼女たちですが、この言葉通り必ず戻ってきてくれるはず。NewJeansのカムバックを楽しみに待ちつつ、彼女たちに関するニュースにも引き続き注目です！
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WRITER INFOライター情報
ERRY
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ＆映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ（ASTRO）、キム・ナムジュ、ティファニー（少女時代）個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。
