公開日 2025/06/08 15:00
変更日 2025/06/08 15:00
SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 10: South Korean actor Lee Dong-Wook poses for a photocall for the Samsonite 115th anniversary on March 10, 2025 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
視聴率が全てではなくなった配信時代。低視聴率ながらも韓国の視聴者の中で絶賛され、評価されている名作ドラマが実は数多く存在する沼深き韓ドラの世界! 本記事では、《韓国ドラマ》視聴率0%台…⁉︎低視聴率でも韓ドラオタクに愛された近年の傑作7選をご紹介します!
最高のブレーンのみが集まるという、某保険会社の革新商品開発チーム。天才保険計理士のギジュンが、新たに離婚保険を開発する。新結成されたTFチームにはアンダーライター、クオンツ、リスクサーベイヤー、損害鑑定人、保険王出身のチーム長が集まった。離婚に関わる事柄を数値化し、それ相応の保険金を策定するなど離婚を値踏みする露骨な過程を越え、新たな関係と愛に出会うオフィスラブコメディー。
イ・ドンウク、イ・ジュビン、イ・グァンス、イ・ダヒが豪華共演を果たした本作は、最高のブレーンだけが集まる保険会社の革新商品開発チーム内で、この時代一番の災難である離婚に備えるための離婚保険商品を紹介しながら繰り広げられるオフィスロマンティックコメディ。
視聴率は高くありませんが、離婚を控えた夫婦たちの多様なエピソードを通じて、離婚は終わりではなく、「新たな始まり」というメッセージが描かれ、多くの共感を呼んだ本作。ロマンスとクスッと笑えるコメディ要素がバランスよく、さらに「離婚」という重いテーマを軽快にポジティブに描き、気楽に楽しめる点が好評を得ました。
【2024年~2025年】話題のドラマ出演俳優人気ランキング
恋愛がうまくいっていない恋愛コーチのボラ(ユ・インナ)と、無愛想な出版企画者のスヒョク(ユン・ヒョンミン)。そんな彼らが恋愛書を出版するため、ボラの恋愛生活を救うべくチームを組む。この協力関係がいつしか恋の駆け引きになっていく。
最高視聴率が1.2%と低視聴率ながらも、「派手ではないけれど、良作!」「2023年1番ハマった!」と、ドラママニア達を虜にしたのが、『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』。
本作は、「恋愛は戦略が必要だ」という恋愛コーチのデボラと、「恋愛は心」という出版企画者スヒョクが、一緒に恋愛書を作るところから始まるロマンスドラマ。人気恋愛コーチでインフルエンサーのボラが、初っ端から大失恋をしてしまうのですが、みっともないと分かっているのき別れた恋人に縋り付いたり、関係が終わっているのになかなか離れられなかったり…別れのプロセスがめちゃくちゃ丁寧に描かれていて、序盤で良作を確信してしまいました。
それでですね、ユン・ヒョンミン演じるスヒョクがラストまでデレデレせず、なかなか焦れったいのも新鮮で良いんです! ラブコメにおける、“くっつくの早すぎて後半興味なくなる疾患”を抱えてるドラマオタの皆さんは、デボラに直行してください!
ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~|K-boardでユーザーレビューを読む
ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~| Prime Video
2人の父を持つ3人の子供たち。血のつながりはないが、家族のように仲むつまじく、一つ屋根の下でどこにでもあるような生活を送っていた。彼らはどのように出会い、家族になったのか…。そうして10代を共に過ごした3人の兄妹が10年後、再会を果たす。
2020年に放送された中国ドラマ『家族の名において』を『女神降臨』のファン・イニョプ、元DIAのチョン・チェヨン、『Dear.M』のペ・ヒョンソンら韓国の若手キャスト共演でドラマ化!
本作は、親に翻弄される子供達と血のつながり関係なく愛情たっぷりに育てる父親、血縁を超えた絆を描くヒューマンドラマ。孤独を抱える登場人物たちが温かな疑似家族を築き、互いに癒され成長する過程は、涙なしでは観れません。
視聴率は高くはありませんでしたが、心温まる物語に、「こんな最高のヒューマンドラマを求めてた」「近年で最も泣いた」と、多くのドラママニアたちから愛されました。
組み立て式家族~僕らの恋の在処~|K-boardでユーザーレビューを読む
検事⻑昇進に失敗したチョンジュ地方検察庁ソ・ドンジェ検事(イ・ジュニョク)は再開発事件で悩んでいる最中に、とある女子高生殺人事件を担当することになった。検事としての鋭い勘と機会主義者(その時の都合によって有利な方に行動する人)としての本能が生き返り、危ない綱渡りをするが…単純な殺人だと思った事件が薬物の不正取引と関わりがあることに気づく。果たしてドンジェはどう生き残るのか…。
本作は、「歴代最も完成度の高い脚本」とも謳われるサスペンスの名作『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』の待望のスピンオフドラマ。同作に登場した検事“ソ・ドンジェ”を主人公に新たな物語が展開していきます。
脚本は、キム・サンウォン、ファン・ハジョン脚本家ですが、クリエイターとして『秘密の森』シリーズのイ・スヨン脚本家が参加している本作。善と悪のどちらにも偏らない、実に人間らしい、魅力的なキャラクタードンジェの魅力、そして『秘密の森』を彷彿とさせる巧みな脚本にハマる視聴者が続出!
視聴率は高くありませんでしたが、「スピンオフにしておくには勿体無いほどの完成度」「コミックながらも謎を解いていく展開が面白い」と、“秘密の森オタク”たちからも絶賛の声が集まりました。