公開日 2023/08/08 20:30
変更日 2024/06/20 13:55
SEOUL, SOUTH KOREA - JUNE 27: Yoona of South Korean girl group Girls' Generation attends the press conference for 'EXIT' on June 27, 2019 in Seoul, South Korea. The film will open on July 31 in South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
『財閥家の末息子』『梨泰院クラス』など、近年大ヒットを連発している韓国のケーブルテレビチャンネルJTBC。2023年も絶好調ですが、過去には作品やキャストの完成度が期待に及ばず、低視聴率で終わってしまった作品も。そこで本記事では意外な視聴率の推移を見せた、第1話が最高視聴率のJTBCドラマ5作をお届けします!
新聞社・毎日韓国のベテラン記者・ジュンヒョクは、ある事件がきっかけで仕事への情熱が冷め、妥協と偽りに満ちた日々を送っていた。そんなある日、熱意にあふれた新人インターン・ジスが入社する。彼女は早くからメディアの傲慢と偏見に注目していた。
映画界のベテランスター俳優ファン・ジョンミンと少女時代のユナが共演し、豪華キャストで2020年下半期の期待作として話題を集めた『ハッシュ~沈黙注意報~』。
記者としての使命感、人間の弱さ、韓国社会の闇を突いた社会派ドラマで、序盤からファン・ジョンミンの迫力ある演技、ユナの可憐ながら真のある力強い演技が高く評価され第一話で視聴率3.4%を記録。あの『ミセン-未生-』を彷彿とさせる胸アツお仕事ドラマの誕生か!?と期待されるも、「エピソードが散乱している」「スローペース過ぎた」など、脚本の完成度、スピーディーさを求める韓国視聴者からは厳しい声が挙がり第10話では1%代に下落。その後も持ち直せず、最終回は2.3%と期待を下回る結果となってしまいました。
しかしながら、俳優陣の熱演には「見応え十分」と賞賛の声も。結末も賛否両論ですが、胸アツシーンが満載なのは間違いなし。特に少女時代ユナはこれまでとは全く違う姿を見せているので、彼女の演技を見るだけでも価値ある作品です。
出版社を辞めて日雇いの家政婦になり、結局、何者にもなれないまま道に迷った主婦のブジョン(チョン・ドヨン)。役割代行を仕事にしてお金が愛の証しだと考え、結局、何者にもなれそうにないことにおびえる若者のガンジェ(リュ・ジュンヨル)。決して交わることのない世界に生きていた 2 人はある日、吸い寄せられるように出会う。痛みと苦悩で傷ついた心に芽生えた温かな感情。だが、あることがきっかけで 2 人の純粋な想いは引き裂かれていく…。
ベテラン大物女優チョン・ドヨン×映画界で大活躍のリュ・ジュンヨル主演の濃厚ヒューマンドラマ『LOST 人間失格』。実力派の共演、2人とも5年ぶりとなるドラマ出演、映画界の巨匠ホ・ジノ監督の初ドラマ作品とあり話題性も十分。2021年大ヒットを予感させるJTBCの新ドラマとして期待されていました。
希望の見えない日々を淡々と生きる男女の心情を描く物語。序盤からヘビーな展開が続くも、俳優陣が期待通りの演技を魅せ第一話で最高視聴率4.2%を記録。しかし、その後進展のみられない単調な脚本に「展開が気になるも待っていられない」という口コミが多数寄せられ、第11話では1.1%に下落。
しかしながら圧倒的な映像美とミステリアスな雰囲気を放つ演技派の熱演が劇を盛り上げ、15話で1.2%→最終回2.4%と盛り返します。数字で見ると決して高評価とは言えませんが、「圧巻の演技力だった」「最高のヒューマンドラマ」と大絶賛する口コミもみられ、好き嫌いの大きく別れる作品となりました。
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。