公開日 2024/05/05 09:45
変更日 2024/09/17 14:26
(C)Kboard編集部
5月3日(金・祝)から全国公開の映画『青春18×2 君へと続く道』はヒットメーカー藤井道人監督が手掛ける初の国際プロジェクト。豪華キャストに加え、主題歌はMr.Children と話題沸騰中。清原果耶とW主演を務めた台湾の大人気俳優シュー・グァンハンに撮影秘話や映画に込めた想いをたっぷりインタビュー。お見逃しなく!
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――とても流ちょうに日本語のせりふで演技を披露されていますが、どうやって習得されたのか教えてください。
グァンハン:とても素晴らしい通訳の先生のおかげです(笑)。クランクインまでの間、先生と猛練習をしました。監督からも「日本人の発音と相違ないように日本語のせりふを話してほしい」とリクエストがありました。特に日本語の促音である小さな“っ”などの発音はしっかりしてほしいとおっしゃって。私自身も“完璧にやり遂げたい”という強い思いがあり、たくさん練習しました。もし僕の日本語のせりふが良くないせいで、共演者のみなさんの演技に悪影響を与えてしまったら申し訳ないので、なおさら一生懸命練習を重ねて撮影にのぞみました。
(C)2024「青春18×2」Film Partners
画像/36歳のジミーはバックパッカーで旅をする18歳の幸次(道枝駿佑)と一期一会の出会いをする
――好きなせりふや印象に残っているシーンとその理由について
グァンハン:日本で撮影したシーンは全部好きです。すべてが印象に深く残っていますが、特に飯山線の列車の中で撮影したシーン、車窓に映る雪の景色などでしょうか。また、長野の松本や福島の只見、鎌倉など、この映画であちらこちらへ行くことができて幸せでした。
せりふについては「旅の醍醐味は途中で何が起こるかわからないこと。それが旅の良いところ」というニュアンスのせりふがあり、淡々と言ってはいるのですが、“ポイントを捉えているな”と実感できたので、好きでしたね。
――キャストやスタッフ、チームワークの良さが伝わってくる作品でした。
実際の現場での雰囲気はいかがでしたか? ムードメーカーはどなただったのでしょうか。
グァンハン:(隣の部屋でインタビューを受けている藤井監督を気にするように)監督です。藤井監督がムードメーカでした(笑)。36歳のパートでは、シリアスな場面が多く、現場も少し暗めのトーンで進行していきましたが、18歳のパートでは、明るくてあたたかくて、現場でもよく監督と冗談を言い合ったり、僕が藤井監督をからかったこともありました。非常にハッピーなムードで楽しい現場でした。
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画像/ジミーが働く台湾のカラオケ店でアルバイトをすることになったアミ。スタッフにも恵まれ、あたたかい環境の中で幸せな日々を過ごすが…
――ジミーとアミはカラオケ店でバイト仲間として距離を近づけていきましたが、ご自身はカラオケでどんな歌を歌われますか。
グァンハン:Mayday(五月天/台湾が誇る大人気のロックバンド)かな・・。日本の歌だとL’Arc~en~Cielの「Driver’s High」 を歌います。アニメ「GTO」の主題歌ですよね。(放送)当時とても好きでよく観ていたので。
――本作の主題歌はMr.Childrenの「記憶の旅人」です。テーマ曲についてどんな感想をお持ちですか。
グァンハン:はじめの一音を聴いた途端に鳥肌が立ちました! 本当に気に入っています。