“初恋映画”の金字塔誕生の予感。主演シュー・グァンハンにきく『青春18×2 君へと続く道』の魅力とは

主演シュー・グァンハンにたっぷりインタビュー③

（C）Kboard編集部

シュー・グァンハンのお気に入りは？ 台湾や日本のおすすめ映画をきく

――本作をきっかけに台湾映画に関心を持つ人も多いと思います。そんな人たちへおすすめの台湾映画を教えてください。

グァンハン：（だいぶ悩まれて）たくさんあるのですが・・。チョン・モンホン監督の「ひとつの太陽」です。監督の作品はとても素晴らしいので、日本のみなさんにぜひ見ていただきたいです。

――映画『Love Letter』のオマージュが感動的でした。ご自身が好きな日本の映画作品があれば教えてください。

グァンハン：たくさんあります！ 濱口竜介監督、是枝裕和監督の作品はよく観ます。時代劇の黒澤明監督作作品も好きです。それと、三谷幸喜監督の作品。コメディー映画を制作するのはとても難しいので、参考にしています。藤井道人監督の映画ももちろん観ています。

台湾映画「ひとつの太陽」　

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等身大のシュー・グァンハンが見る夢、そして18歳のころに描いた夢とは

――劇中、アミは夢に対して「世界中を巡って自分にしか描けない絵を描くこと」と語っています。ご自身の「夢」を教えてください。

グァンハン：そうですね。ときには自分に大きなチャレンジを課すような映画に出演することを「夢」にしていたこともありましたが…。今は一週間でいいので、「完全に自分のためだけの時間」が欲しいです（笑）。犬と散歩したり、コーヒーを飲んでゆったり過ごしたり、平凡な毎日を過ごしてみたいです。ジミーが旅先の松本で出会う同郷出身のリュウさんにも憧れます。自由に旅をして、自分の心のままに生きていく。僕もそんな風に生きられたらいいなと夢見ています。

（C）2024「青春18×2」Film Partners

画像／ジミーが旅先の長野県・松本で出会う台湾出身のリュウ（ジョセフ・チャン）。彼と交わす“深い”会話にも注目して

――18歳のころの“夢”も覚えていますか。
グァンハン：小さいときはスポーツの分野に進んでアスリートになるか、そうでなければ、寝そべっていても生活できるようになることを夢見ていたように思います（笑）。若いとはいえ、自立しなければ生活できないと自覚はあったので、“楽をして稼げる”ようになれたらいいな、とそんな夢を見ていました（笑）。

――アスリート！？ どんなスポーツでしょうか。
グァンハン：卓球です！！

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読者へのメッセージ

ニーハオ！（ここから日本語で）みなさん、こんにちはグァンハンです。『青春18×2 君へと続く道』の映画を見に来てください。ありがとうございました。

公開情報

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映画『青春18×2 君へと続く道』
2024年5月3日（金） TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給表記：ハピネットファントム・スタジオ

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