公開日 2021/12/25 12:00
変更日 2024/06/20 14:42
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現在公開中の映画『ただ悪より救いたまえ』。3か国を跨ぐ壮大なスケールの韓国ノワール・アクションのキャスト&スタッフ陣がロケーションのこだわりを語る特別映像が解禁!
新型コロナウイルス大流行後の韓国で、あの『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』をも超える動員を果たし大ヒットを記録!世界56カ国で公開も決定している韓国ノワール・アクションの傑作『ただ悪より救いたまえ』が本日より公開。
本編の80%以上を日本やタイなど海外で撮影し、韓国ノワールとしてかつてないほどの規模で製作された本作は、『チェイサー』『哀しき獣』などで類まれなるストーリーテリングの腕を知らしめたホン・ウォンチャンが脚本/監督を務めた。
また『パラサイト 半地下の家族』『哭声/コクソン』 のホン・ギョンピョ撮影監督により、主演二人の対決がスクリーンに激しくかつ美しく描き出されている。主人公インナム役は、韓国が誇る名優ファン・ジョンミン。インナムの命を執拗に狙うレイ役は、現在Netflixで配信されている「イカゲーム」で話題沸騰中のイ・ジョンジェが演じる。
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東京・仁川・バンコクが舞台となる壮大なスケールで撮影された本作。3か国を舞台にした理由について脚本・監督を務めたホン・ウォンチャンは、“インナムとレイという非日常的なキャラクターをより現実的に見せるために異国の空間に設定した。それぞれ全く異なる雰囲気を漂わせ、はっきりとした色を持っているこの3つの都市を選んだ。”とオフィシャルインタビューで明かしている。今回3か国のロケーションについてファン・ジョンミン、イ・ジョンジェとスタッフ陣が語る特別映像が解禁となった!
ロケ地の割合は日本が20%、タイが60%、韓国が20%とそのほとんどが海外で、「日本から韓国 そしてバンコクへというふうに空間を分けることを重視しました」と語るのは撮影監督のホン・ギョンピョ。色調を変化させ3か国の個性を見事に引き出している。工夫されたロケーションについてレイを演じたイ・ジョンジェは「“こんな背景で映画が終わるなら、より素晴らしい形で作品をお見せできるな”と」確信を得ている様子。韓国のロケ地は見慣れた空間ではなく、濃い人生の香りがする空間である必要があったため、ロケハンに一番苦労したようだ。ただその苦労によって異世界のような夕暮れが映し出され、インナムの心情が汲み取れるようなシーンとなっている。
続いて登場するのは日本・東京。ヤクザのレイの兄を演じた豊原功補が登場する日本パートのキーワードは、“鋭さ”“空虚”“非人間的”。暗殺者の生活に嫌気がさし、足を洗うことに決めたがどこか生気を感じないインナムを表現している。
そして本作のメイン舞台となるのはタイのバンコクだ。南米のような雰囲気もあり異国的な情緒あふれるバンコクで派手な銃撃と爆破シーンを撮影したことで、ホン・ウォンチャン監督が望んだ今までの韓国映画にないアクションに仕上がっている。また、主人公インナムを演じたファン・ジョンミンも「映画を見たら新鮮に感じると思います」と太鼓判を押す。新たに誕生した韓国ノワール・アクションの傑作は現在公開中。ぜひ映画館で体感してほしい。