チェ・ミンシクドラマ復帰！イ・ドンフィ、ホ・ソンテら豪華スター集結『カジノ』Disney＋会見レポート！

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公開日 2022/12/20 19:00

変更日 2024/06/20 14:58

12月21日からディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」の「スター」にて独占配信がはじまるクライム超大作『カジノ』。この度シンガポールで開催された「コンテンツ・ショーケース」にカン・ユンソン監督、イ・ドンフィ、ホ・ソンテがゲストとして登場。記者会見やインタビューの様子も含めて最新情報をお届け！

チェ・ミンシクに食われる!?　イ・ドンフィ＆ホ・ソンテが語る舞台裏など

みどころのひとつであるアクションシーンに臨むにあたりどのような準備をしたか聞かれたホ・ソンテは「安全に経験豊かなスタントチームと現場で何度も合わせました。撮影前にかなり前もって呼吸を合わせて安全に取り組みました。」と話し、撮影中大変に感じたこともそんなになかったという。「元々悪役を演じることは多かったのですが、私にできる芝居を最大限できるように、環境を整えてくれました。自由に羽を伸ばして羽ばたけるように作品を作ってくださったので、大変なことはなかったです。本当に楽しくやらせていただきました。」と話した。

のびのびとした演技で十八番の悪役に臨んだホ・ソンテ。『イカゲーム』で演じた悪役ドクスとどのように違うか聞かれると、意外な共通点があることがわかった。「『イカゲーム』でドクスを演じた時に“フィリピンのカジノでどれくらい金スッた？”というセリフがあったんですね。つまりドクスにはフィリピンでそういう経験があったということ。今回フィリピンのカジノで働いているという設定で、微妙な繋がりがありました。どっちの方が極悪人かという質問ですが、私が思うに『イカゲーム』のドクスはもう少し無条件的に盲目で、とにかく悪役だったとしたら、今回は繊細な面もあるんですよ。ムシクに対する微妙な感情もあるのでもう少しディテールがあると思います。ドクスよりはマシな奴だと思いますね。クレイジーさは増しているけれど複雑な含みがあるんです。」とキャラクターの魅力を説明した。

カリスマ溢れるチェ・ミンシクと会った時の第一印象を聞かれたイ・ドンフィ。「韓国に干支がありますが、ミンシクさんは寅年なんですね。まるで巨大なトラに遭遇したような印象を受けましたね。僕は丑年なので、食われそうだなっと感じました(笑) 本当に圧倒的なカリスマの持ち主です。ソンテさんは蛇年ですね。」と言うと監督は「僕はイノシシだよ」と笑いながら、「コワかった」と冗談交じりに話した。
本作ではチェ・ミンシク演じるムシクの右腕的存在を演じているイ・ドンフィだが、もし選べるとしたら、どのキャラクターを演じてみたいか聞かれると、真っ先に「テソ」とソンテさんの役をやりたいと即答。「紫のスーツをまとってハリウッド俳優みたいに颯爽と登場していたので素敵だなと思っていました。」と話すと、ホ・ソンテは、「私は逆ですよ。わたしの前で憎たらしいほど芝居がうまくて、特に神経を逆なでするような芝居が本当にうまいんですよね。うまい役者だなと思っていました。」とお互いに評価する姿が見られた。

『BIG BET』という英題にちなみ、人生で一番のBIG BETだったなと思う経験を・ホ・ソンテに聞いてみると、「ちょっと芝居を始めたのが年齢的に遅かったんですね。ふつうのサラリーマンだったんですが、あるオーディション番組に出て俳優という仕事を始めることになりました。その瞬間が私にとっては一番大きなファンタスティックな転換期。その中でも『犯罪都市』という作品に出させていただいたのが一番のターニングポイントですね。」と、カン監督に感謝するエピソードを聞くことができた。

レジェンド俳優チェ・ミンシクに導かれ、主役級キャストたちが全力で臨んだ本格クライム群青劇『カジノ』。イ・ドンフィも「自分の新たな代表作になると思う」と自信をのぞかせる超話題作はディズニープラススターにて12月21日(水)より独占配信。