公開日 2022/12/28 21:00
変更日 2024/06/20 14:59
© 2022 Disney and its related entities
シンガポールで開催された「コンテンツ・ショーケース」で発表された2023年配信予定の注目の韓国ドラマ『コール・イット・ラブ(原題)』。イベントには主演を飾る長身美男美女カップルのキム・ヨングァンとイ・ソンギョン、そしてイ・グァンヨン監督がサプライズ登壇!その模様をレポート!
2022年11月30日と12月1日の二日間に渡ってシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース」。アジアを中心に世界各国から集まったメディアに向けて、50 作品を超えるディズニーの2023 年の劇場公開作品、および動画配信コンテンツが発表されたが、ひときわ高い注目度を誇っていたのが韓国発の作品。すでにディズニープラスでの独占配信がはじまった『コネクト』や『カジノ』に続き、新感覚ロマンスシリーズ『コール・イット・ラブ(原題)』の配信決定も発表された。
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初公開のティザー映像が流れた後、本作に出演するキム・ヨングァン、イ・ソンギョン、イ・グァンヨン監督が登壇。知らされていなかったサプライズゲストに会場は湧いた。本作は、父親の再婚相手に全てを奪われたヒロインのウジュ(イ・ソンギョン)が、再婚相手に復讐しようとする中で彼女の息子ドンジン(キム・ヨングァン)と恋に落ちるというヒューマンロマンス。ドンジン役のヨングァンは「シンガポールは初めて来ました。景色が本当に絵画みたいで、海の上に船が浮かんでいて童話の中に入り込んだようです。機会があれば何度でも来たいです。」とコメント。監督は「ホテルに着いたら虹が出ていました。キレイで嬉しいなと、キャストと一緒に話していました。」と話し、天気さえも歓迎していたようだ。
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リアリティのある演出で知られる監督のもとに、モデル出身の最強ビジュアルカップルが集い、心を打つドラマが完成。イ・グァンヨン監督は、「愛をテーマにしています。大きな事件や難しい話はありませんが、嘘のない真実の愛を描いた作品です」と説明。主演の二人のケミストリーについて聞かれると、「ビジュアル的なケミストリーは私が話さなくてもわかると思います。あまりに華やかに見えてしまわないかと心配しましたが、お二人とも力を抜いた演技で、見事に”平凡な人物”を演じてくれました」と絶賛した。
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ヨングァンは、ソンギョンについて、「昔から仲のいい方です。キャラクターそのままの姿だったので、演技をするときに刺激を受けました」。「本作で彼女の自分が知らなかった面も見られました。話し方や仕草など非常に成熟していて、ウジュとしての彼女を見た時に、“こうして愛してしまうんだろうな”と感じました。」とコメント。さらに「愛というのは大きなプレゼントではなく、ささやかなことで癒されたり、慰められたりすることが多いということが感じられると思います」と作品を通して感じた恋愛観を明かした。
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そんなヨングァンに尊敬の気持ちを示したソンギョン。「想像を覆すほど、ドンジンというキャラクターがそのまま目の前にいたんです。役にはまるためには準備が必要かもしれませんが、役として初対面したとき、特に準備はいらなかったです。小さなワンシーンを大切にする先輩だと知って、見習うべきだと思いました。」さらに自身が演じた役について「今までの作品の中で、最も心に入り込んでくる、力を入れずに演技ができるキャラクターでした。」と説明し、「現実的な姿をそのまま映し出したので視聴者の皆さんも、キャラクターに共感したり、応援したりできると思います。物語の余韻を感じてほしいです」と視聴者にメッセージを送った。
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監督曰く、現場で本当に交際しているのでは?と噂が出るほど、周囲がときめくような相性をみせたという二人。監督は「眼差しが変わっていくのを感じました。不思議とウジュが恋に落ちた瞬間から可愛く見えてくるんです。ノーメイクで素朴なのに恋に落ちていることできれいに見える、そんなことを感じられる経験をしました。」と告白。ソンギョンは「「いい現場でした。他の事は何も気にすることのない環境を作ってくれました。アイコンタクトをしたり、同じ空気を吸ったり、心が通い合っている瞬間などを感じられました。」と振り返ると、ヨングァンも「同じ気持ちを感じていました。」と同意。「ある瞬間から二人とも役にはまって、愛を感じる瞬間はずっと存在していたと思います。」と話した。
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劇的なことが次々と起こるわけではないことが本作の一番の魅力でもあるが、監督は「こういう作品にしたいと思ったが、若者はハイテンポな作品が好きだと思います。キムさんと共感を呼び起こすドラマが必要と過去に話したことがありました。共感し慰めてもらう作品があると、入り込んでみんな見られると思って作りました。」と思いを明かした。最後はイ・グァンヨン監督が、「メインの二人のほか、他のキャラクターの人間群像も出てきます。彼らに入り込んでもいいと思います。「私はウジュ(イ・ソンギョン扮)、このキャラクターが私に近い」と共感したり、周りの人と話したりしながら観てほしいです」と語った『コール・イット・ラブ(原題)』。2023年配信予定の作品の中でもとくに注目して楽しみに待ちたい。
『コール・イット・ラブ(原題)』
ディズニープラス スターにて2023年に配信決定!
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