公開日 2023/06/15 15:00
変更日 2024/06/20 15:09
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魅力的な唯一無二のキャラクターをパワフルに演じたイ・ハニと、そんなヒロインに惹かれる財閥を好演したイ・サンユンが最優秀演技賞を獲得した、世の不条理と権力の闇に牙をむく、スカッと痛快ストーリー「ワン・ザ・ウーマン」。イ・ハニのオフィシャルインタビューが到着した。
イ・ハニ&イ・サンユンが贈る、痛快アクションラブコメディ「ワン・ザ・ウーマン」。破天荒で型破りな検事と財閥の末娘の超個性的なヒロイン2役を演じたイ・ハニのオフィシャルインタビュー。
世の中がこのような辛い状況の中、視聴者は暗くてシリアスなストーリーよりも明るく元気なストーリーを求めていると思い、明るく愉快な作品である「ワン・ザ・ウーマン」への出演を決めました。台本を読みながら吹き出すことはあまりないのですが、「ワン・ザ・ウーマン」の台本はげらげら笑いながら読みました。台本を読んで、早く演技してみたいと思いました。
チョ・ヨンジュは「スカッとする」キャラクターだと思います。演じている時も、とても痛快でスカッとしました。特に、嫁として普通なら我慢しなければいけないところで爆発したり、「上司にもここまで言うのか」と思うようなことをためらいもなく言ったり…。しかも間違ったことは言っていないので、皆さんが「代わりに言ってほしい!」と思っていることをヨンジュが代弁しています。そのような姿が、ヨンジュの持つ魅力だと思います。
チョ・ヨンジュとカン・ミナは、境遇や生い立ちが全く違う人物だったので異なる演じ方をしようと心がけました。ヨンジュは出世欲が強く、心の内側には悲しみを秘めていますが、表ではたくましく堂々としたキャラクターです。なので、ヨンジュの境遇を考えた呼吸や発声、声のトーン、歩き方、眼差し、仕草などでカン・ミナと差別化した表現をしました。
一人二役だったので、基本的な温度差をはっきりさせておかないとキャラクターの区別がつかなくなると思いました。そこで、それぞれのキャラクターを綿密で繊細に表現できるよう心がけました。また、カン・ミナとチョ・ヨンジュの髪型やメイクのカラーにも気を遣いました。アイラインを引いているのといないのでは見え方が変わるので、外見でも差別化を図りました。
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チョ・ヨンジュを演じながら、だんだんヨンジュになっていくような感覚になりました。最初から自分と似ているキャラクターだったのだと思います。
似ている部分が多いですが、ヨンジュの方が破天荒で、全てにおいてやり過ぎだと思います(笑)だからこそ、演じている時もスカッとしました。
相手役のイ・サンユンさんは、「ワン・ザ・ウーマン」で初めて共演したのですが、「これが息が合うということか!」と思うほど最初から相性が良くて、とても気遣いのある方でした。
短期間でアクションシーンをこなさなければいけない状況でした。撮影の合間にアクションスクールに行って共演する方々と動きを合わせなければいけなかったのが体力的に大変でした。ですが、少しでも視聴者の方々に私のアクションシーンをお見せしたいと思い、一生懸命頑張りました!
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一番印象に残っているシーンは、ヨンジュが教会の礼拝堂で旦那の家族に「私を誰だと思っているの!」と大暴れするシーンです。当時は「これ大丈夫かな?」と心配していましたが、台本通りに演じただけなのに思ったより良いシーンになっていて、視聴者の方々にもスッキリしていただけたようです。実は裏話があって、「ペッペ!」と唾を吐きながら「自分の顔に唾吐いて何が悪いのよ!」と言うシーンで、実際に先輩方の顔に唾が飛んでしまい、リアルな反応がそのまま映っていたのを覚えています。撮影が終わった後、しっかりと謝罪しました。
山で土に埋められるシーンがあったのですが、撮影時の季節とドラマ内での季節に差があったので、暑い季節に長袖を着て撮影しました。暑い中、スタッフと一緒に山で苦労しながら撮影した記憶があります。
現場の雰囲気はとても和気あいあいとしていました。実際に役者たちの相性が良すぎて撮影が終わってほしくないと思うくらいでした。役者同士で仲が良いと現場に行くのが楽しいのですが、「ワン・ザ・ウーマン」はまさにそのような現場でした。早く撮影に行きたくて、役者たちが来ると嬉しくて、とても楽しかったです。私はほとんどのシーンに登場するので、今日はどんな方と共演するのかなといつもわくわくしていました。
実は、コミカルな演技はとても難しいです。演じる自分たちだけが面白いんじゃないかと不安になりますし、実際に放送されるまではとてもドキドキします。「ワン・ザ・ウーマン」の強みは、スカッとした痛快さだと思ったので、その点を生かせるように心がけました。
チョ・ヨンジュに似ていると思います。
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最初はフランス語・ベトナム語がとても難しかったです。特にベトナム語は、果たして自分が声調まで覚えて、演じることができるだろうか?と心配でした。そんな意味では「ワン・ザ・ウーマン」は新たな挑戦が多くありました。撮影に入る前はずっと練習していました。特にフランス語やベトナム語は撮影前に先生に習って、口になじむよう何か月も練習しました。何度も繰り返しながら暗記して、本当に練習あるのみでした。実は前作の撮影が終わったほぼ一週間後に、「ワン・ザ・ウーマン」の撮影に入らなければいけないスケジュールだったので、その一週間はほとんど家にこもってご飯を食べるか、台本を読むかの生活を送っていました。
とある方が「ここ数年、声を出して笑ったことがなかったけど、「ワン・ザ・ウーマン」を見て何年かぶりに声を出して笑った。ありがとう。」と言っているのを聞いて、とても嬉しかったです。コメディというジャンルは、最も予測不可能で一番恐れているジャンルでもあります。なので、放送される直前まで視聴者の方々の反応はどうだろうかと不安な気持ちでいっぱいでした。ですが、たくさんの方々が「ワン・ザ・ウーマン」を楽しく見ていただいたようで、とてもありがたい気持ちでいっぱいの大切な作品になりました。
いろいろな演技を見られると思います。基本的にコメディですが、一人二役なのでチョ・ヨンジュとカン・ミナとの温度差も楽しんでいただけると思います。ヨンジュは、アクションシーンや様々な出来事に立ち向かっていくので、ヨンジュを通じて痛快さとスカッとした気分を感じていただけたら嬉しいです。
運動をすることです。特に役者は体が財産なので、体力管理は必須です。運動をしたくない時は、貯蓄をしていると思いながらやっています。自分の体を鍛えることで、役者として、人間として、貯めたものを使える日がいつか来るのだと思っています。
いろいろな運動をしていますが、その中でもヨガで心身を鍛え始めてから、体の回復が早くなったのを感じました。それから、自分の体質に合った健康食品を食べたり、お茶を飲んだりするのも好きです。
「ワン・ザ・ウーマン」を楽しんでいただき、ありがとうございます。これからも素晴らしい演技で皆さまの愛情にお応えします。本当にありがとうございます!
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「ワン・ザ・ウーマン」
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