公開日 2021/03/01 10:00
変更日 2024/06/20 15:58
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『梨泰院クラス』でブレイクを果たした新世代スター、イ・ジュヨン主演で話題の映画『野球少女』。この度、『溺れるナイフ』や『愚行録』のポスターを手がけ、世界で注目が集まるクリエイティブ集団”propaganda”が手がけたポスター、そしてチェ・ジウン氏の特別インタビューが到着しました!
高校卒業を間近に控え、プロ野球選手を目指しているチュ・スイン(イ・ジュヨン)は天才野球少女と呼ばれている。
しかし、女子というだけで母や友人、周りから現実を見つめろと諭される。
だが少女は「自分にも分からない未来を他人に決めつけられたくない」と更にハードな練習を重ねていく。
そんなある日、野球部に新任のコーチ (イ・ジュニョク) が現れ、彼女の運命は大きく変わっていく…。
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今回、韓国版ポスターを担当した韓国のデザイン会社”propaganda(プロパガンダ)”が制作したポスター10点と、独自の視点でスインを捉えたセンスあふれるクリエイティブ誕生の秘密を語る”propaganda”のチェ・ジウン氏の特別インタビューが到着しました。
「一番大事なのは俳優がアマチュアの野球選手のように見えてはいけないということ」だと考え、「役になりきった主演俳優のイ・ジュヨンさんの表情とポーズがとても良かった」とチェ・ジウン氏は述べています。
ポスターを創造する過程で、「典型的な映画ポスターというより、多様な角度から野球選手を見せてくれるスポーツキャンペーン広告のように見せたかった。手と足をクローズアップしたり、横顔と後ろ姿だけを見せたり、ローアングルの独特な構図にした」とも加え、プロ野球選手を目指すヒロインの魅力を様々なアングルから照射したポスターが完成したのです。
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到着した10点のポスターは、ボールを拾い上げ、グローブの中で二本の指を立てているものや、振りかぶって投げる瞬間、固くボールを握ってキャッチャーを見つめる背中のカットがとらえられています。
そして、ユニフォーム姿で太陽の光を受けている野球少女の内なる決意が感じられる3つのポスターが並んでいます。
キャッチャー視点でマウンドのスインをとらえるユニークな1枚やイ・ジュヨンの引きのあるショットに加え、天才野球少女の葛藤が垣間見える瞬間も含まれています。
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ポスターの解禁に合わせて、特別インタビューに応じたチェ・ジウン氏が所属する“propaganda”は、BTSのライブツアー映画や韓国版『溺れるナイフ』のポスターなどを手掛け、今最も注目されているクリエイティブ集団です。
これまで手掛けたポスターの評価について問いかけると、「私が作ったポスターは全て誇らしく、愛おしい。中でも特に『Worst Woman(英題)』(16・未)のポスターが好評だった」といい、『野球少女』と異なるアプローチで制作された同作のポスターは、「夏に韓国でよく目にするノウゼンカズラの花がポスターに登場するが、夏になるとノウゼンカズラの前で風船ガムを膨らませて、ポスター写真の俳優ハン·イェリさんと同じポーズで撮った写真をSNSで多数見かける。人々の記憶に長く残り、愛されるポスターを作った時が一番幸せだ」とSNSによって瞬く間に拡散したと振り返リました。
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propagandaのポリシーについて尋ねると、「最も大事なのは、ポスターでその映画を観たいと思わせることだ」といいます。
「観客を誘惑して映画館に足を運んでもらう、いい意味での「宣伝、扇動」という思いを込めて『propaganda』という名前を使うようになった」と社名の由来を明かしてくれました。
「ポスターはポスターそのものとしての美しさも持っていなければならない」と考えるpropagandaの将来は、「映画を愛する全ての人の家に、私たちが作った映画のポスターが一枚ぐらいかかっていること」と映画愛溢れる言葉で結んでいます。
あきらめない。何があっても。プロを夢見る天才野球少女の挑戦が、新任コーチとの出会いで大きく動き出す。
『野球少女』は、3月5日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショーです。
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『野球少女』
監督・脚本:チェ・ユンテ 出演:イ・ジュヨン『梨泰院クラス』イ・ジュニョク『秘密の森』ヨム・ヘラン『椿の花咲く頃』
2019年/韓国/韓国語/105分/スコープ/5.1ch/英題:Baseball Girl /日本語字幕:根本理恵 配給:ロングライド
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3月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー