12月からテレビ放送が始まった中国ドラマ

『大明皇妃(だいみんこうひ) -Empress of the Ming-』(2019)

タン・ウェイ

SEOUL, SOUTH KOREA – SEPTEMBER 03: Actress Tang Wei from China attends the photo call for SK-II Pitera Night on September 3, 2015 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)

出典元：gettyimages

評価：Filmarks：★3.7/5.0
視聴方法：BS12
吹き替え/字幕：日本語字幕

明で3人の皇帝を支え、王朝の危機を救った実在の皇后の波乱の人生を描いた本格時代劇です。
演技派女優タン・ウェイが、10代後半から皇太后までの数十年間を卓越した演技力で演じ切りました。
総製作費に100億円がかけられた圧倒的なスケールの歴史描写が話題となり、中国の2019年ドラマ平均視聴率と配信再生指数で1位に輝きました。

キャスト情報

孫若微/役：タン・ウェイ
朱瞻基/役：ジュー・ヤーウェン
胡善祥/役：ドン・ジアジア
徐浜/役：チャオ・ジェンユー

あらすじ

1402年、燕王・朱棣はクーデターを起こし、明の第2代皇帝・建文帝から帝位を奪って第3代皇帝・永楽帝として即位しました。
この事件で、8歳の若微は両親を殺され、妹・蔓茵とも生き別れてしまいます。
若微は、父の友人・孫愚の養女として育てられました。
一方、蔓茵は、永楽帝の息子・朱高熾と孫・朱瞻基に助けられ、宮中で胡善祥という名を与えられて育ちます。
18歳になった若微は、反乱軍の仲間とともに永楽帝を暗殺しようとして失敗。
瞻基は、祖父に命じられ、反乱軍について調べることになりました。
調査中、瞻基は若微と出会い……。

おすすめポイント

主演のタン・ウェイとジュ―・ヤーウェンは映画『黄金時代』に次ぐ共演で、本作でも息の合った演技を披露しています。
政変で家族を失った少女が、運命に翻弄されながらも、王朝を救う強い女性に成長していく壮大な物語に惹き込まれること間違いなし！

『君、花海棠の紅にあらず』(2020)

ホアン・シャオミン

CANNES, FRANCE – MAY 16: Huang Xiaoming attends the screening of “Burning” during the 71st annual Cannes Film Festival at Palais des Festivals on May 16, 2018 in Cannes, France. (Photo by Venturelli/WireImage)

出典元：gettyimages

評価：Filmarks：★4.2/5.0
賞の受賞歴：「第29回華鼎賞」近現代ドラマ部門主演男優賞(イン・ジョン)
　　　　　　「第16回中米映画祭」最優秀主演女優賞(カーメイン・シェー)
原作情報：『鬢辺不是海棠紅』
視聴方法：BS12
吹き替え/字幕：日本語字幕

1930年代を舞台に戦争で自由に公演ができない中、京劇の振興に奔走する男たちを描いたヒューマンドラマです。
主演は中国のトップ俳優ホアン・シャオミンと、本作で妖艶な女形を演じて実力派俳優の仲間入りをしたイン・ジョン。
固い絆で信念を貫く男たちを熱く演じました。
中国で「2020年上半期人気ドラマランキング」1位、「第4回鷹眼創意ランキング独創的作品（非古装部門）」2位を獲得しています。

キャスト情報

程鳳台/役：ホアン・シャオミン
商細蕊/役：イン･ジョン
范湘児/役：カーメイン･シェ―

あらすじ

1930年代、伝統に縛られない大胆な商法で台頭した豪商・程鳳台。
その勢いを無視できなくなった商会の会長は、程鳳台の機嫌をとろうと、京劇で人気の女形・商細蕊の公演に招待しました。
鳳台は、妖艶な魅力を持った細蕊に惹かれていきます。
そんな中、客に難癖をつけられている細蕊を、偶然居合わせた鳳台が救いました。
これをきっかけに、鳳台は細蕊の一座を支援するようになります。
しかし、日中戦争が勃発し、自由に上演ができなくなり…。

おすすめポイント

実力派俳優と一流スタッフが集結して美しき京劇の世界を作り上げました。
中でも、少年のような顔立ちのイン・ジョンが演じる京劇の女形は、まさにハマリ役！
激動の時代の中でも、心を通い合わせた熱い友情の物語に心揺さぶられます！