公開日 2023/07/02 20:30
変更日 2024/06/20 14:33
TOKYO, JAPAN - JANUARY 21: Actor Kei Tanaka attends the 31st Japan Best Jewellery Wearer Awards at Tokyo Big Sight on January 21, 2020 in Tokyo, Japan. (Photo by Jun Sato/WireImage)
田中圭の演技は、日本国内を軽々と越える。代名詞「はるたん」輸出大作戦は、大成功だった。巨匠ジョン・ウー作品での名演も忘れがたいが、そんな田中を読み解くための最重要キーワードがあるとすると。テレビドラマ、映画、バラエティ番組、いたるところに張り巡らされるように隠された「Tomorrow」の意味とは!?
2010年には『男たちの挽歌』の韓国リメイク作品が公開され、日本公開版のサブタイトルとして「A Better Tomorrow」が付いていた(CHEMISTRYが担当した主題歌も同タイトル)。このタイトルが持つ意味合いの強さがわかるだろう。
田中圭に関連して「Tomorrow」の類似作品をあげるのは、単なるこじつけと思われるかもしれない。だが、先日三夜連続放送(3月29日、3月30日、3月31日)された田中初の冠番組『田中圭の俳優ホン打ち』を見て、これはもはや意図的では?と思ってしまった。田中がゲスト俳優とともに、はじめと終わりしか決まっていない台本の打ち合わせ(本打ち)をしながら、芝居プランを決め、セットに移動してすぐにドラマを撮影する。俳優にとってリスクが高い挑戦的な番組だ。ドラマ内で田中は、バーのオーナー兼店長を演じるのだが、店名が何と「Tomorrow」。ここまでくると偶然ではない。これは陰謀だ!と叫びたくなるのだが(筆者だけかな)。
田中圭の周りには、様々な「Tomorrow」が張り巡らされている。隠れミッキー的な「Tomorrow」を探すなら、「Together」(一緒に)どうだろうか?