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リスナーを揺さぶる「BTS」ジョングクの勢いは止まらない。全米チャート首位は必然だったのか!?

公開日 2023/10/06 11:45

変更日 2024/08/28 12:21

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BTSのジョングクがJIMINに続いて全米チャート首位を獲得した。かと思えば、早速新曲をドロップしてくる。ソロアーティストとしてのグクの魅力。それは大衆性と芸術性の両立にある。R&Bをこよなく愛するコラムニスト・加賀谷健が、リスナーを揺さぶり続けるジョングクの音楽世界を解説する。

 こうした音楽的事実を加味すると、ポップでキャッチーなR&Bというのは最強のナンバーを送り出す正攻法だろう。アンドリュー・ワットによる「Peaches feat.Daniel Ceasar & Giveon」と「Seven(feat.Latto)」は、言わば“兄弟曲”。世界的ヒットがこのジャンルから生まれることは嬉しいし、さらに同フィールドにいるアーティストが交流するのも大歓迎。というか、大好物。

 事実、グクとジャスティン・ビーバーとの共演はこれまで何度も噂されてきた。今回両者と仕事をしたプロデューサーによってふたりは期せずして兄弟曲を物にし、ひとまずは間接的にお手合わせとなったわけだ。なのでここから、グクとジャスティンが互いをフィーチャーし合い、新曲をドロップするようになることも容易に想像できる。ふたりが手を組めば、これはさらに恐るべき、世界最強のポップスターコンビ誕生となる。

BTS

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WRITER INFOライター情報

加賀谷健

コラムニスト / アジア映画配給・宣伝プロデューサー / クラシック音楽監修。 クラシック音楽を専門とする音楽プロダクションで、企画・プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメン研究」をテーマに、“イケメン・サーチャー”として、コラムを執筆。 女子SPA!「私的イケメン俳優を求めて」連載、リアルサウンド等に寄稿の他、CMやイベント、映画のクラシック音楽監修、解説番組出演、映像制作、 テレビドラマ脚本のプロットライターなど。2025年から、アジア映画の配給と宣伝プロデュースを手がけている。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。