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ジョングクが“王位継承”? RemixアーティストとのコラボからBTS再始動へつながる答え合わせを読み解く

公開日 2023/12/21 11:45

変更日 2024/09/04 10:20

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12月12日、BTSジョングクが入隊した。すでに2025年のグループ再始動が予想されているが、グク不在の空白期間中、ぼくらは一体どうしたらいいのだろうとつい不安になってしまう…。そこで「イケメン図鑑管理人」のぼく、加賀谷健がグクのプレゼントの中からちょっとした答え合わせに挑戦してみようと思う。

 黄金マンネ”ジョングクについて、これ以上どんな視点から語ればよいと言うのだろう。2018年にリリースされたBTS の3rdアルバム「LOVE YOURSELF 轉‘Tear’」が全米アルバムチャート(HOT200)で首位に輝くK-POP史上初の快挙を思い出すまでもない。2020年には「Dynamite」がシングルチャート(HOT100)を制するなど、同グループの勢いはとどまるところを知らず、ソロ活動に専念する2023年も、メンバーそれぞれ大健闘が続いている。

 まずJIMINが「Like Crazy」(4月3日付)で、続いてグクが「Seven(feat.Latto)」(7月29日付))でシングルチャートに初登場首位という、これまた歴史的レコード(記録)を更新。あるいは、そのグクが待望の1stアルバム「GOLDEN」を11月3日に満を持してリリースし、アルバムチャートでは初登場2位に位置づけた。いや待て待て。BTSグループ全体からメンバーソロへつながるチャートアクションをつぶさに拾い集め、改めてその功績を振り返ったところで、グクの偉大さを説明することにはならないのだ。

 ならば、アメリカのトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』への出演(現地時間11月6日)や ニューヨークのタイムズスクエアで行われたゲリラライブ(11月10日)はどうだったか。シングルリリースされてもいる「Standing Next to You」を引っ提げてのパフォーマンスは、あのマイケル・ジャクソンを思わせる圧巻のアクトだった。さらに12月12日の入隊が決定し、一連のサプライズ的なパフォーマンスのすべてが、2025年のグループ再始動を見越しての計算づくだったことが見事に伏線回収された。グク劇場でのイリュージョンを見終えた今、もうほかに言葉が見つからないというのが、ぼくの正直な感想だ。

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加賀谷健