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【イム・シワン】超怖い『他人は地獄だ』のあらすじ、キャスト、ネタバレ、まとめ【イ・ドンウク】

公開日 2020/02/11 21:23

変更日 2024/06/20 18:05

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現在Mnetで放送中のドラマ『他人は地獄だ』。爽やかなイム・シワン、笑顔の素敵なイ・ドンウク。そんなイメージが吹き飛ぶサスペンスホラー。怪しい住人たちが暮らす安アパートを中心にくり広げられる血の惨劇。2019年、原作漫画ファンを中心に韓国で大注目となったドラマ。男性こそ観るべき韓国エンタメの本気!

本作はあまりネタバレしてしまうと怖さが半減。しかし、ドラマをもっと楽しむために、舞台となっている考試院や原作との違いについて解説。

考試院とは

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韓国では部屋を借りるとき、敷金・礼金の代わりに家賃を数年分前払いするチョンセという独特の保証金システムがある。しかし、高額になるために近年は日本と同様に毎月の家賃だけで良いところも多い。
ただ、ソウルでは地価が高騰しマンション代もかなり高い。比較的安く住めるのが映画『パラサイト~半地下の家族~』でも描かれた半地下の部屋や、ドラマ『屋根部屋のプリンス』などでも出てきた屋根部屋。そして最下層ともいえるのがこの考試院(コシウォン)だ。
保証金もいらず安いところなら月10万~20万ウォン程度で、家賃にはネット代や水道光熱費も含まれる。トイレやシャワーは共同で、キッチンに用意してあるインスタントラーメンや米は自由に使える。もともとは公務員試験である考試を受けるために地方から出てきた受験生用の部屋。勉強のための机と布団をしく場所だけしかなかった。近年はベッドなども置かれているが、壁も薄くプライバシーもパーソナルスペースも守られない。短期滞在のための施設だが、近年は日雇い労働者など低所得者層が定住するようにもなっている。観光客などが短期で泊まれるコシテル(考試院+ホテル)もある。
周囲を気にする人にとってはかなりストレスの溜まる空間だが、気にしない人にとっては韓国庶民の生の雰囲気を体感できる場所ともいえ、何より安いためバックパッカーなどには人気がある。

原作マンガ

©ヨンギ/LINE

https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0000226

韓国ではマンガを読むのはほとんどインターネット。ポータルサイトNAVERが最大のプラットフォームになっており、日本のようにコマ割りされておらず指でスライドしながら読み進めることができる。『ファッション王』から『私のIDは江南美人』まで、ドラマ化された作品も数多い。実はイム・シワンの出世作となった『ミセン-未生-』も原作はマンガ。『他人は地獄だ』は、韓国では8億ビューを超えたという大ヒット作。作者はキム・ヨンキで、独特のタッチが恐怖感を煽る。
日本ではLINEマンガで配信中なのでドラマと併行して見ることもできる。名前は日本風に変えられており後半のストーリーもかなり変わっている。ドラマが原作と大きく違っているのがイ・ドンウク演じるムンジョの存在。マンガにはなかったどんでん返し、そしてジョンウがどんな風に変わっていくのか見比べてみるのもおもしろい。

まとめ

本作はショッキングな出来事が次々と起こるのであまりネタバレできないが、怖いながらもついつい見入ってしまう臨場感がある。イム・シワンとイ・ドンウクのあまりの変わりようにショックを受ける人も多そうだが、彼らの演技の幅広さを知る上では避けては通れないドラマ。ドラマも漫画も同時進行で楽しんでもらいたい。

Mnet ネタバレ ホラー 俳優 韓国ドラマ

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