公開日 2020/02/28 15:06
変更日 2024/06/20 18:05
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2019年に韓国で放送され、WOWWOW、BSフジなど日本でも放送された『トラップ~最も残酷な愛~』。久々のドラマ出演となったイ・ソジンが多面的な顔を持つ主人公を巧みに演じ、「国民のお父さん」と呼ばれるソン・ドンイルが硬派な刑事に扮した戦慄のサイコスリラー。最終回を見た人には壮大な種明かしも用意。
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国民的キャスターのカン・ウヒョクが、全身傷だらけのショック状態で江原道の病院に運び込まれる。やがて、意識を取り戻したウヒョンが、山で体験した出来事について語り始める。結婚10周年記念のため、妻と息子と山に出かけたウヒョンだが、雨宿りのために入ったカフェでとらわれの身となったウヒョンは、愛する妻子と引き離されて、おぞましい人間狩りの標的にされたのだった。
次第に明らかにされていくウヒョンの衝撃の体験談と人を快楽のために狩り立てる人間狩りの集団。ウヒョンの事件を受けて捜査をすることになった刑事のコ・ドングクだったが、一緒に捜査していた後輩のペ刑事が、意味深な言葉を残して謎の死を遂げる。事件は中央にも知られ、ソウル地検からプロファイラーのユン・ソユンが派遣されるが、ドングクとは反りがあわない。
人間狩りのターゲットとなったウヒョンは、別々の場所に拉致された家族を救うべくハンターたちに立ち向かう。そんなウヒョンの供述が続く一方、ソヨンは過去の事件との共通点を発見。組織的な連続猟奇殺人の可能性を指摘する。さらにドングク達は無残に焼け落ちたカフェの跡を発見する。やがて、ウヒョンの経営する会社の株主である有名起業家のホン氏の存在が浮かび上がる。
ホン代表の会社を訪れたドングクとソヨン。ホン代表の素振りから、ウヒョンの妻ヨンスとホン代表が不倫関係にあることを見抜く。まさに、ホン代表こそが殺人組織を操る人物。しかし、ホン代表さえも事件の真犯人とはいえなかった。同じ頃、事件現場である山中で2体目の遺体が発見される。それは、無残に殺害されたウヒョンの息子シウのものだった。
家族を悲劇に追いやった犯人への復讐を誓ったウヒョン。病院を抜け出してホン代表が参加するイベントに車を突っ込ませようとするが、ドングクに直前で阻止される。復讐の方法が間違っているとウヒョンを諭すドングク。そして明らかになるドングクの過去。かつてドングクは大物相手の事件絡みで息子を事故で失った。そして、真相究明をウヒョンに依頼し、断られた経験があったのだ。