公開日 2019/11/22 18:11
変更日 2024/08/02 10:44
©︎2019 CJ ENM CORPORATION, FILMMAKERS R&K ALL RIGHTS RESERVED
今年7月に韓国で公開、940万人を超える動員数を突破した大ヒット映画『EXIT』が、早くも日本公開! チョ・ジョンソクとユナのW主演、ニュータイプのサバイバル・パニック映画として話題となった本作の見どころをご紹介します。
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主演を務めたのは、ミュージカル俳優として活躍し、EXOのD.O.との共演が話題になった映画『あの日、兄貴が灯した光』(16)や、ドラマ「嫉妬の化身〜恋の嵐は接近中!〜」などに出演している“千の顔を持つ男”と言われる実力派俳優チョ・ジョンソク。そして、映画『コンフィデンシャル/共助』(17)での好演が記憶に残る、今作が映画初主演となる少女時代のユナ。
「脚本を読んで、一目惚れした」(チョ・ジョンソク)、「自分の中の彼女に似たキャラクターを演じるように務めました」(ユナ)という2人。初共演と思えないような息の合った演技を本作で見せています。
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本作の最大の見どころは、ヨンナムとウィジュが有毒ガスから逃れるため、地上数百メートルの超高層ビル郡を走ったり、登ったり、跳んだりする場面。リアリティーかつスピード感のある映像が展開していきます。このリアルなアクションシーンのため、俳優たち自身にアクションの大部分を任せたいという監督の要求に応え、チョ・ジョンソクとユナは撮影の数ヶ月前から体を鍛えてロッククライミング、ワイヤーアクションの猛稽古を積み撮影に挑んだそう。ガスの蔓延を知り、今いる場所からより高いビルへ、それぞれのロッククライミング技術を活かしてビルを登っていくシーンの数々。緊張感あふれる表情は見ている方もドキドキの連続です。
さらに劇中で登場人物たちの危機感をあおる有毒ガスもプロダクションデザイン、特殊効果チームの技術によりCGではなく本物のガスを採用。ガスが高層ビルをどのように包むか、建物の中をどう移動するかを実験した上でセットをデザインしています。
ドラマティックな緊張感やユニークさを展開に加えることでも知られる、映画音楽作曲家のモグ(『犯罪都市』『ザ・キング』(17))による音楽にも注目。2007年に放映されたテレビドラマ「いい加減な興信所」の主題歌に起用され、韓国で大ヒットとなったイ・スンファンの「スーパーヒーロー」が最高潮に盛り上がるシーンで登場するのも絶妙です。
俳優とスタッフの努力の結集によりスリルとリアリズムを吹き込んだ本作。最初から最後まで見応えたっぷりです!
撮影現場でチョ・ジョンソクとユナが並んで、食い入るようにモニターをチェックする姿からは二人の真剣さが伝わる一方で、二人がともに笑い合うカットからはこれが初共演とは思えない仲の良さと現場のリラックスした雰囲気が。さらに、チョ・ジョンソクがビルとビルの合間にかけられたロープを決死の表情でつたう撮影風景も。
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