COLUMN コラム

【政略結婚から始まる純愛】ロマンティックラブ史劇「恋心は玉の如き」

公開日 2022/08/12 20:00

変更日 2024/06/20 19:12

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アクション時代劇や異世界転生ファンタジーラブストリーも面白いけれど、今回紹介する「恋心は玉の如き」は、徐々に育まれていく夫婦の愛情を丁寧に綴るラブロマンス時代劇で、明の時代を舞台に、将軍をめぐる正室と側室の諍いや、身分の違いによる立場などが詳細に描かれ、じっくりと堪能できるオススメドラマです。

 

 
「恋心は玉の如き」で特に気に入っているのは、十一娘の頭の良さです。
誰から何を言われても、それが嫌みであっても、口が立つため言い負かせることができ、しかも感じ悪くならないところが魅力。
 
 

(c)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

 
 
十一娘には、母の仇を討つという目標があり、徐家にいる理由もほぼその1点なのですが、亡き姉の幼い息子の面倒を見るという約束はしっかりと守り、愛情を注ぎます。
徐令宜は、そんな十一娘にだんだんと惹かれていき、愛を示すようになっていくのです。
 
 

(c)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

 
 
寡黙でクールな徐令宜は、仕事に邁進しつつ、家を守る責任と政治闘争の日々に疲れ、妻だった十一娘の姉にも、どの側室にも心を開いていなかったようで、十一娘に対する気持ちはまさに初恋!
これまでの女性とは違う十一娘の素直さに信頼を寄せ、どんどん十一娘を好きになるのですが、その姿には愛しさが溢れ、徐令宜のクールさが崩壊していく様子にドキドキせずにはいられません。

一方、十一娘も恋には関心がなかったのですが、徐々に徐令宜と夫婦の愛情を育んでいきます。
恋愛初心者の2人の微笑ましい胸キュンシーンが満載で、徐令宜と十一娘の愛情の高まりを丁寧に描出するところが本作の見どころの一つです。
 
 

(c)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

 
 
ロマンスのほかにも、十一娘の母を殺した下手人捜しというミステリーの要素や、徐令宜の朝廷での仕事とドロドロした人間模様、女性たちの戦いなど、見進めていくほど面白くなっていくストーリーは、とても魅力的です。

私は、お茶の文化や、十一娘が得意な刺繍など、衣装や小道具にも毎回見入っています。
 
 

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