キム・ナムギルが難役に挑み高い評価を受けた「悪の心を読む者たち」を深掘り

レビュー

公開日 2023/07/14 20:00

変更日 2024/08/27 12:54

©SBS

実在の韓国初のプロファイラーが執筆した小説をドラマ化した「悪の心を読む者たち」が、現在放送中です。米ドラマ「クリミナル・マインド」やアカデミー賞受賞作『羊たちの沈黙』にも通じる犯罪行動分析をテーマにした本作の主人公を「熱血司祭」のキム・ナムギルが魅力的に演じています。（敬称略）

「悪の心を読む者たち」

　
概要：
韓国初のプロファイラーが凶悪犯の心理に迫る本格サスペンスドラマ「悪の心を読む者たち」がWOWOWプライムにて放送中。原作は、韓国初のプロファイラー、クォン・イルヨン教授と作家コ・ナムによる、2018年執筆の同名小説で、韓国を震撼させた実際の連続殺人事件をモチーフにしており、プロファイラーとして犯人と危険な対話を行なったクォン教授の体験をベースに描かれている。その小説のドラマ化で主人公の刑事ソン・ハヨンを演じるのは、約3年ぶりにドラマに本格復帰したキム・ナムギル。彼は、本作で2022年SBS演技大賞の大賞を受賞した。
　
　

悪の心を読む者たち,キム・ナムギル

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ストーリー：
1990年代後半。誰よりも被害者の心に寄り添い、鋭い感受性を持つ東部警察署の刑事ソン・ハヨン（キム・ナムギル）は、妥協を許さない捜査で同僚たちから煙たがられていた。一方、そんなハヨンを評価しているソウル地方警察庁の鑑識係長クク・ヨンス（チン・ソンギュ）は、近い将来、動機のない連続殺人事件が多発する可能性を見据え、プロファイリングを導入した犯罪行動分析チームの創設に奔走していた。そんな中、女性が殺害され全裸で放置される事件が発生。被害者の恋人を逮捕したことで事件は解決したかに見えたが、数カ月後、同様の手口で再び女性が殺害される。ハヨンは犯人の心理を探るため、連続婦女暴行の罪で収監されている男のもとへ向かう。（公式サイトより）
　
　