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コン・ユと映画が社会を変えた!韓国で法律まで変えさせた 映画【トガニ 幼き瞳の告発】

公開日 2020/06/27 10:00

変更日 2024/08/07 17:16

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映画はエンターテインメントの世界のものですが、韓国で2011年に公開されたコン・ユ主演映画『トガニ 幼き瞳の告発』は、社会を動かし、「トガニ法」なる法律を制定させるほどの影響を社会に与えました。 決して見て楽しい気分になれる作品ではありませんが、ぜひ一度見てみてほしいこの名作をご紹介します。

2011年に公開された、コン・ユ主演映画『トガニ 幼き瞳の告発』。
同名の小説をもとにしたこの映画は、韓国・光州市にある聴覚障がい者特殊学校で、校長を含む複数の教職員が、長年にわたって生徒に性的暴行を加えていたという実際に起きた事件を描いた作品です。

この事件は2005年に発覚していますが、その際、最も罪の重かった校長でさえ、執行猶予付きの懲役2年6カ月という非常に軽い判決が下されたうえ、実刑を免れた関係者がそのまま学校に復帰して教壇に立ち続けたりと、罪の重さに対してあまりにも軽い刑罰が下されました。

原作の著者、コン・ジヨンさんは、この判決記事を読み取材を開始し、小説を執筆。
その小説を兵役中に読んだコン・ユが映画化と出演を熱望し、実現に至りました。

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