公開日 2020/11/20 21:00
変更日 2024/06/20 20:42
CANNES, FRANCE - JULY 16: Yim Si-wan attends the \"Bi-Sang-Seon-Eon/Emergency Declaration\" photocall during the 74th annual Cannes Film Festival on July 16, 2021 in Cannes, France. (Photo by Andreas Rentz/Getty Images)
2017年に韓国で放送されたロマンス時代劇『王は愛する』。 高麗時代の宮廷を舞台に、3人の男女の恋と友情を描いた本作。 固い友情で結ばれた2人の男が、1人の女性に恋をしてしまい!? 今回は、美男美女たちの三角関係にドキドキが止まらない本作のあらすじやキャスト、視聴方法をご紹介します! ※ネタバレに要注意です。
本作は、高麗時代を舞台に3人の男女の愛と友情を描いたラブロマンス時代劇です。
『太陽を抱く月』でブレイクしたイム・シワンと、大人気アイドルグループ少女時代のメンバーで女優として大活躍中のユナが主演を務めました。
そして、主人公の心優しき友人役を『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』のホン・ジョンヒョンが好演。
美男美女揃いのキャスティングで、話題を集めた本作。
3人の男女の甘く切ないロマンスに胸キュン必至の一作となっています。
第25代高麗王の息子・ウォンは、知性や行動力に優れた青年でした。
しかし、母親が元(げん)の皇帝の娘であるが故に、父親からは忌み嫌われ、孤立した人生を送っていました。
そんな彼が唯一信頼できるのがワン・リン。
リンは幼い頃から護衛として、そして親友としてウォンを傍で支えてきました。
ある日、ウォンとリンは高麗一の商人ウン・ヨンベクの妻が、何者かに殺害される現場を目撃してしまいます。
娘のサンの身の危険を感じたヨンベクは、身分を隠して侍女として生きるようサンに指示します。
そして、サンの母親から遺言を預かったウォンとリンは、ヨンベクの屋敷へ赴き、侍女に扮したサンに遺言を伝えるのです。
これが3人の出会いでした。
大人になったウォンとリンは、学者・スンヒュの元を訪ねます。
そこで、スンヒュの弟子となったサンに再会。
サンはソファと名乗り、幼い頃に会った2人のことは一切覚えていないようでした。
侍女だったサンが何故スンヒュの弟子になっているのか不思議に思い、四六時中、彼女のことを考えてしまうウォン。
一方リンは、親友の想い人を慕ってはならないと感情を押し殺しますが、なかなか上手くいきません。
1人の女性を想う気持ちによって崩れてしまう3人の友情。
幼い頃から固い友情で結ばれていたウォンとリンの間に亀裂が生まれた瞬間でした。
ウォンを次期王の座から引きずり下ろそうとする勢力によって、サンは危険にさらされてしまいます。
リンは彼女を助けた後、事態を収束させるために自ら悪役になることを決意。
敵の矢を受けて崖から落ち、数日後遺体で発見されたリン。
家族とは縁を切っていたため、リンの遺体を引き取る者は誰もおらず、そのまま国の反逆者として葬られました。
シーンが変わり、ウォンが丘の上で誰かを待っています。
そこへ現れたのは、なんとリンとサンでした!
実はリンは死んでおらず、サンと一緒に生きていたのです。
2人はウォンに頭を下げ、山の中へと去っていきました。
サンは財産や家族を手放し、リンと共に生きることを決めたのです。
ウォンは高麗の王となり、時折耳にするサンの目撃情報に切なくなりながらも、国のため、国民のために精力的に働きました。
長い年月が経った後、ウォンが描いた1枚の絵が発見されます。
その絵に描かれていたのは、幸せそうに笑うウォンとリン、サンの姿でした……。