公開日 2020/12/01 20:00
変更日 2024/06/20 20:43
SEOUL, SOUTH KOREA - SEPTEMBER 26: South Korean actor Lee Jin-Uk attends the photocall for 'LANCOME' on September 26, 2019 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
日本でもリメイクされるほど大人気となった『ボイス〜112の奇跡〜』のファン待望のシーズン2になります。 1秒たりとも油断を許さない、犯罪現場のゴールデンタイムを112通報センターの隊員たちが使命感を持って被害者の電話の微かな声から事件を解決していく追撃スリラーです。
ここからは3つのポイントに分けて内容をネタバレしていきます。
チーム長の殺害と3年前のガンウの相棒事件の犯人を追う中、真犯人と思われた人物の死亡、しかしガンウには真犯人からのメールも届き、他のゴールデンチームメンバーにも次々と捜査の邪魔をするように不可解な出来事が起きていきます。
グォンジュと共に事件を解決していくガンウですが、ガンウは27年前、当時大阪に住んでおり、ト・ガンウが父親の殺害をほう助したという事実が明らかになりました。
度々ガンウのフラッシュバックで登場するミホという少女は父親と自分が殺害した少女でした。
その過去の辛い事件のせいで記憶が消えてしまうブラックアウトの症状も出てきてしまいます。
また、殺害時に切り取った耳をパン・ジェスが持っており、犯行に使う剪定ばさみ、星の模様がついたボックスなども当時ガンウの父親が使用していたものを同じだったことが判明するのです。
そんな中、ナ係長が失踪し、船の中にはナ係長の所持品だけが残されていました。またその現場にいたガンウを強力班たちは犯人だと決めつけてしまします。
さらに追い討ちをかけるようにガンウの部屋の中からはナ係長の血痕と携帯電話が発見され、グォンジュもガンウを疑うようになり…
しかしパン・ジェスの突然の自首や仲間の裏切り、シーズン1同様、シーズン2で完結なると思いきや、まさかのシーズン3に持ち越しとなりました。
説明しきれない部分もありますので、ぜひ本編をみて確かめて見て下さい。
シーズン1からキャストも熱血で無茶苦茶な刑事ム・ジニョク演じるチャン・ヒョクからバトンが渡り、イ・ジヌクが犯人の心理がわかる刑事ト・ガンウとして演じていますが、謎が多い、闇を抱え葛藤する刑事役にとてもぴったりでシーズン1との比較するのも楽しみの一つとなります。
また次から次へと出てくるボイスシリーズでは欠かせないサイコパスな連続殺人犯も見どころです。幼児を狙うサイコパスやデート暴力犯、薬物など現代の起こりうる事件も交え、人には聞こえない音までを聴きとり事件の手がかりを掴むクォンジュの能力と犯人の心が見えるト・ガンウの強力タッグで事件解決する姿にも注目です。