公開日 2021/03/12 21:00
変更日 2024/06/20 20:50
BUSAN, SOUTH KOREA - OCTOBER 06: South Korean actor So Ji-Sub attends a photocall for 'Always', the opening film of the 16th Busan International Film Festival (BIFF) at the Busan Cinema Center on October 6, 2011 in Busan, South Korea. The Busan international film festival is the biggest film festival in Asia, which will showcase 307 films from 70 countries and runs from October 6-14. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
韓国を代表する名俳優ソ・ジソブと、『天国の階段』に出演し日本でも人気の高いシン・ヒョンジュンが共演した名作、『カインとアベル』。 この豪華2人が兄弟役を熱演したこどが話題になり、韓国で高視聴率を記録しました。 今回は、そんな『カインとアベル』のあらすじやキャストをご紹介します。
アメリカへ留学に行ったきり7年間消息不明だったソヌが突然帰国し、弟のチョインと久しぶりの再会を果たします。
血は繋がっていない2人ですが、とても仲の良い兄弟で、「天才医師」と呼ばれるほどの腕を持っていました。
チョインは、ボソン大学病院の院長であるソヌの父が引き取り、養子として育ててきました。
しかし、副院長を務めるソヌの母は、チョインのことを認めていませんでした。
久しぶりに再会し、抱き合って喜ぶ2人でしたが、7年前にソヌの恋人だったソヨンが現在はチョインの恋人になっていました。
この事実を知り、ソヌは大きなショックを受けます。
その後ソヌは、チョインに勉強のため中国の手術を見学に行くことを勧めます。
チョインが中国に行くことを知ったソヌの母は、チョインを帰国できないよう、裏で手を回します。
チョインの事が気に入らないソヌの母は、チョインがいない間に後継者の座をチョインから奪い、ソヌを後継者にしようと企んでいたのです。
こうして中国へ出張に来たチョインは、現地ガイドで監視役のヨンジと行動を共にします。
最初はチョインを怪しんでいたヨンジでしたが、共に行動していくうちに、チョインの人柄に惹かれていきます。
しかしそんなある時、チョインは何者かに突然拉致されてしまいます。
すぐに逃げようとしたチョインですが、お腹と頭を撃たれ、意識を失ってしまいます。
銃で撃たれ意識がなかったチョインでしたが、脱北者のガンチョルらによって助けられます。
脱北者のリーダーであるガンチョルは、実はヨンジのお兄さんでした。
これにより記憶を失ってしまったチョインは「ガンホ」と名付けられ、それ以降彼らと行動を共にすることに。
そんな中、北朝鮮の軍との銃撃戦が始まります。
記憶を失っているチョインですが、手が医師の仕事を覚えていました。
チョインは仲間の1人が死にそうになっているところを助けるため、病院に押し入り医療用具や薬などを盗み、中国警察からも追われることに。
長い間逃げ続けてきたチョインたちでしたが、とうとう中国警察に捕まってしまいます。
その情報を聞きつけたソヌは、チョインに会いに中国へ向かいますが、チョインは「ガンホ」と名乗るばかり。
そこでソヌは真実を隠し、「人違いだった」と言いその場を去ります。
その後、ソヨンは「チョインが消息不明になっている」と聞かされ、チョインを探しに中国へ向かったのです。
その後、仲間であったチェ・チスに裏切られたガンチョルは、大きく負傷してしまいます。
ガンチョルを連れて逃げようとするチョインでしたが、チョインを助けたいガンチョルは「妹を頼む」と言い残し、自ら命を断ちます。
一方、ヨンジは無事に韓国へ逃げ切ることに成功します。
そして、入国後チョインの病院を訪れたヨンジでしたが、病院ではチョインの葬儀が行われている最中でした。
なんと、ソヌとソヌの母の手により、チョインは死んだことになっていたのです。
やがて記憶を取り戻したチョインは、ソヌが自分を本当に殺そうとしていることを知り、怒りに震えます。