キム・ジュヒョク主演！『ホジュン〜伝説の心医〜』あらすじ、キャスト、視聴方法まとめ※ネタバレあり

『ホジュン〜伝説の心医〜』のあらすじ(※ネタバレあり)

『ホジュン〜伝説の心医〜』

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81V1c534QtL._SX268_.jpg

出典元：Amazon

「屈辱の日々」

軍官リュンの側室が産んだジュンは賢明な少年でしたが、庶民差別に苦しむ幼少期を過ごしました。

いじめられて凍死しそうになったところを医術の心得のある男に助けられ、自らも医療に興味を持ちます。

そんななか、他民族の侵略を受けた際、ジュンは世話になった医者の娘・ミヒョンを逃がそうとします。
しかしながら、最終的にミヒョンは命を落とす結果に……。

「運命の出会い」

初恋だったミヒョンを失って心に痛手を負ったジュンは、庶子の自分には思い通りに生きるのは難しいと悟り、成長してからは自暴自棄な生活を送るように。

密貿易で稼いでいたジュンは、取引相手が役人に捕まったことを知り、助けに向かいました。
そこで助けた取引相手が、病に伏した父の薬を手に入れるために男装をしていたダヒです。
ジュンはダヒが謀反者の父とともに追われている身であることを知り、逃げるように伝えるため彼女のもとへ走ります。

しかしその頃、ダヒの父の容態が悪化し、息を引き取ってしまいます。ダヒを助けるために命懸けで密貿易の取引に行きますが、そこで捕まってしまうジュン。

捕らえられたジュンは、父親のリュンに身分差別を受ける理不尽さを訴えます。一度は打ち据えて牢に入れましたが、父は処刑される息子を彼の母と共に、南の地・山陰(サヌム)へ逃がすことにしました。

ダヒと生きる決心をして旅立つジュンですが、道中、ダヒの身分が回復したと知らせが入ります。身分違いの関係で結婚はできないと考え、ダヒを置いて母と2人だけで山陰を目指すことに。

「医術の道を目指す」

山陰に到着したジュンは、腹痛に苦しむ母を医者に診てもらおうとウィテを訪ねます。一目見て診断を下したウィテの手腕に感銘を受け、弟子入りを志願。なんとかウィテのもとで学ぶことを許されたジュンは、ウィテの養女で医術に精通しているイェジンの助けを借りながら邁進します。

ウィテの実の息子のドジは、ウィテに目をかけられ、想い人イェジンにも親切にされて腕を磨いていくジュンを疎ましがります。

ウィテの願いは、息子のドジが心医になることでした。しかしドジは内医院に入り、王の主治医である御医(おい)になるという出世欲を持っていたのです。

ドジは科挙に臨みますが、面接官のひとりが父ウィテとの間に確執があり、彼がいる間は科挙には受からないと悟ります。そしてウィテに褒められたジュンへの当たりがさらにきつくなっていくのでした。

一方、腕を認められ始めたジュンは、低い身分を脱するには科挙を受けるしかないと考え、主人に推薦状を書いてもらいます。兄弟子たちの嫌がらせに耐えながら、師匠や兄弟子から技を盗む日々。科挙の勉強の間を縫って患者を診るジュンでしたが、なんと試験時間に間に合わず、科挙を受けることができませんでした。

「最期の時」

なんとか2回目の科挙のチャンスを勝ち取ったジュンは、みごとに合格。

内医院で働き始めますが、名声や金目当ての他の医者と違いって損益関係なく患者を診るジュンは、すぐに話題になります。罪を擦り付けられたり、昇級をよく思わないドジに妨害されたりして、投獄されてしまうことに。しかし、患者に対する献身的な態度と医療の腕が王様にも認められ、釈放されました。

そしてダヒとの間に男児を授かり、ギョムと名付けます。

17年の月日が経ち、ジュンは王様から御医へと任命されます。辛酸を舐めてきたジュンの努力はやっと報われ、両班の身分へと昇格を果たしたのです。医者として成長するためにたくさんの医学書を読み、それをまとめることになりました。これがのちに世界記憶遺産に登録される「東医宝鑑」です。

飢餓で苦しむ村があると知ればすぐに出向き、原因が疫病だと突き止めました。
不眠不休で治療に当たっていると、ジュン自身が疫病に感染……。間もなく薬が不足し、自分の薬すらも患者に分け与えるジュン。

疫病が去ったと民たちがお祭りムードのなかでダヒが家に戻ると、そこには鍼を手にしたままで息絶えているジュンの姿が……。
最後まで医者として戦い続けた、本物の心医でした。