公開日 2021/07/03 11:00
変更日 2024/06/20 21:04
SEOUL, SOUTH KOREA - JUNE 22: Actress Choi Ji-Woo attends the Golden dew \"Always Brilliant\" Photocall on June 22, 2017 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
崩壊寸前の一家の元に現れた、表情の欠落した家政婦。命令されればなんでもこなすという怪しい家政婦は、次第に一家に大きな影響を与えていき……。今回は、日本の大ヒットドラマの韓国リメイク版『怪しい家政婦』のあらすじやキャスト、視聴方法など、ネタバレありでご紹介します!
『怪しい家政婦』
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出典元:BS日テレ
2男2女の父サンチョルは、子どもたちの教育のために、フィリピンに住む家族と別居。
ある日、妻が死んでしまい、子どもたちはサンチョルの元に帰ってくることに。
子育て初心者のサンチョルは、1人で家事をこなそうとしている長女ハンギョルのために、家政婦を雇うことにしました。
しかし、派遣されてきた家政婦ボンニョは、にこりともせず、言いつけられた仕事はなんでもこなすと言います。
ママが恋しいという最年少の次女ヘギョルと共に川に入るボンニョ。
落とした靴を探しに降りただけだと言い訳しますが、通りかかった長男ドゥギョルは怪しく思います。
やがて、妻ソニョンの遺書が見つかり、事故ではなくサンチョルの浮気が原因の死であったことが判明。
必死に隠そうとするサンチョルですが、ハンギョルに見つかり軽蔑されます。
しかもその相手が、母の葬儀にも来ていたソンファと知ったハンギョルは激昂し、会社で不倫の事実を暴露するようボンニョに指示し、ボンニョはそれを実行します。
サンチョルは、自分の浮気が原因で母が死んだことを認めます。子どもたちは家を出て、祖父に世話になることに。
サンチョルが不倫相手に指輪を渡そうとしていると知り、傷ついたハンギョルは、家政婦に親を傷つけるにはどうしたらいいのか問います。
ボンニョからの返事は、「子どもが道を踏み外すこと」。
ハンギョルは、「今夜は帰らない」と宣言して、先輩スヒョクを頼ります。
2人の間には何もありませんでしたが、翌日、学校では2人のことが噂に。噂の原因はスヒョクでした。
スヒョクに裏切られ、自暴自棄になったハンギョルは、ボンニョに自分を殺してほしいと頼むのです。
しかし、ボンニョはその命令を退け、自分も自殺しようとしたことがあるが、「あなたには生きる理由がある」と言われ、思いとどまったのだと語ります。
一方、ハンギョルはサンチョルに、「自分たちを愛していると証明できたら許す」と告げます。
愛人と別れたら家に帰ってもいいと伝えますが、サンチョルは彼女を諦められずにいました。
末っ子ヘギョルのお遊戯会に来て、愛を証明してほしいと言う子どもたち。
知情のもつれから部長を殴ってクビにされ、さらに「パパの石」までなくしてしまったサンチョルは、自信を無くしてしまい、それどころではありません。
ボンニョは幼稚園に電話をかけ、ヘギョルを主役から降ろすように脅迫。
自分に失望したサンチョルに子どもたちは、家で家族だけのお遊戯会を開きます。
それを見て、もう一度父親として頑張ろうと一念発起するサンチョル。
サンチョルは、父親としてやり直したいとソンファに告げ、子どもたちの待つ家に戻ります。
ハンギョルたちは、ボンニョの力になることを望みますが、ボンニョは頑なに拒否。
家族のように一緒に食事をしたら打ち解けるかもしれないと考えたハンギョルは、ボンニョを食事に誘います。
サンチョルと共にレストランに向かっている最中、ドヒョンという男とすれ違い、ボンニョは突然、彼に掴みかかります。
そして、ボンニョは自分の過去を語り始めるのです。
幼くして父を亡くしたこと。ジフンというストーカーが夫と息子を殺したこと。そのせいで義母に「二度と笑うな」と言われたこと……。
ある日、ボンニョの手伝いをしているときに、火傷を負ってしまったヘギョル。
ボンニョは血相を変えて病院へと駆け込みます。
そんなボンニョの元を義母が訪ねてきます。
ウン家で幸せそうにしている彼女を見て、憤りを隠せない義母。
これ以上迷惑はかけられないと家政婦を辞めようとするボンニョを、ハンギョルたちは必死で止めます。
ハンギョルたちから、「ソンファとよりを戻すつもりがなければボンニョと再婚して」と頼まれ困惑するサンチョル。
ボンニョは、サンチョルの前で、子どもたちの母親になると宣言。
一方、ソンファは、ドヒョンとジフンが同一人物であることを突き止め、重い病を患っていることも知りますが、恐怖からドヒョンに協力することに。
報告を受けたボンニョは、ソンファの嘘を見抜き、ドヒョンがジフンだと確信します。
ドヒョンにデートに誘われたボンニョは、サンチョルは婚姻届を出してくれないから、と交際をオーケーします。
ドヒョンとの交際を宣言したボンニョ。
なぜ急に心変わりしたのかと不審に思い、探り始めるサンチョルとハンギョル。
ボンニョを取り返したいヘギョルは、ドヒョンのところに乗り込みますが、おもちゃを買ってもらい、ドヒョンに懐いてしまうのです。
その様子を見て、ジフン(ドヒョン)に懐いていた亡き息子を思い出したボンニョは、恐怖に駆られます。
この家に二度と帰ってこない決心で、子どもたちとも距離を置き始めます。
特に、ヘギョルには厳しく接し、ついに嫌われてしまうのです。
その様子を見ていたサンチョルは、ボンニョを問いただし、「ドヒョンに復讐しようとしているなら危険だから辞めた方がいい」と諭します。
ボンニョはドヒョンと共に訪れた別荘で、隙を見てドヒョンを縛り上げ、罪を告白するよう脅し、証拠を掴みます。
追い込まれたジフン(ドヒョン)は、ボンニョを倉庫に監禁して火を点けますが、サンチョルが助けに入り、ジフンは逮捕されました。
夫と息子殺しの冤罪が晴れたボンニョは、ハンギョルたちの働きかけもあって義母から謝罪され、「笑うな」と「夫と息子の後を追え」という言葉を撤回されました。
サンチョルは、妻として、母として戻ってきてほしいと結婚を申し込みます。
ボンニョは晴れてウン家の一員になりますが、それまでと打って変わって厳しくなります。
そしてとうとう、死んだ母親と自分、どちらか選ぶように子どもたちに迫ったのです。
実母への想いを大切にさせようとするボンニョを見て、サンチョルは彼女を引き留めるのをやめました。
クリスマスの日、家族と食卓を囲んだボンニョは初めて笑顔を見せるのです。
そして、戻ってきたときは3回チャイムを鳴らすと約束して、ボンニョは旅立ちました。
1年後。チャイムが3回鳴り、ヘギョルは喜んで飛び出していきます。そこにはボンニョの姿が。
今度こそ子どもたちの母になるため、サンチョルの妻になるため、ウン家にやってきたのでした。