リウ・イエ主演！中国ドラマ『始皇帝暗殺　荊軻』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

『始皇帝暗殺　荊軻』ってどんなドラマ？

『始皇帝暗殺　荊軻』は、中国の史記『刺客列伝』に記され、2,000年以上にわたって語り継がれる有名なエピソードを元にした作品です。
本作では、秦の始皇帝暗殺を企てた荊軻(けいか)の成長と、親友・高斬離(こうぜんり)たちとの友情をドラマ化しました。
泣き虫な少年だった荊軻が冷静な刺客となっていく過程が丁寧に描かれています。

主演は、中国映画『山の郵便配達』でデビューして以来、多くの作品に出演してきたリウ・イエ。
平和を望みながらも、刺客とならざるを得なかった青年の苦悩を美しい顔で情感豊かに演じました。

親友役には、映画『着信アリ2』など日本の作品にも出演している台湾の俳優、ピーター・ホー。
古代中国の打弦楽器である筑の名手という落ち着いた役柄で、台湾のラブコメディとは違った一面を見せています。

中国テレビ界の実力派スタッフが集結して撮影された大迫力の合戦シーンも必見です！

『始皇帝暗殺　荊軻』のあらすじ

紀元前260年、長平の戦い。
趙は秦に大敗してしまいます。
趙の少年、慶(けい)（のちの荊軻)は、秦軍に両親を殺され、祖父や趙の人々と共に追っ手から逃げていました。

道中、慶は、秦軍に生き埋めにされていた少女、小滬(しょうこ)を助け、一緒に逃げることに。
その後、秦軍に襲われた慶たちは樊於期(はんおき)という少年に助けられます。
実は、樊於期は幼い頃に人質として趙へ送られてきた秦の子供でした。
しかし、趙で育った樊於期は、自分は趙の心を持っていると確信し、慶たちと行動を共にすることにします。

流浪の末、趙の人々は、ある谷に辿り着きます。
そこで慶の祖父を中心に集落を築き、やっと平穏な生活が始まるのでした。
慶、樊於期、小滬の3人は、集落の中で兄弟のように育っていきます。

成長し、外の世界に憧れ始める小滬。
慶か樊於期のどちらかに集落から連れ出してほしいと思うようになります。
そんな小滬の想いとは裏腹に、平和を愛し、いつまでも集落で暮らしたいと願う慶。
一方、樊於期は自分が趙の人間ではなくとも、趙の人々のために集落を守りたいと考えていて……。

とうとう、小滬は2人を置いて集落を出ていく決心をします。
旅立ちの時、山賊が集落を襲いました。力を合わせて小滬を救う慶と樊於期。
この時、集落を率いて戦った慶の祖父は命を落としてしまいます。
死に際、慶の祖父は樊於期の勇敢さを讃え、今後は樊於期が集落を率いるよう言い遺しました。

集落が再び山賊に襲われ、樊於期が統率者となって戦いますが、判断力に欠ける慶のせいで小滬が山賊に連れ去られてしまいます。
慶と樊於期は、小滬を救うため山賊の根城に乗り込み……。

リウ・イエ

Mainland actor Liu Ye, who will star in the Hong Kong Arts Festival production ‘Amber’. 25 November 2004 (Photo by K. Y. Cheng/South China Morning Post via Getty Images)

出典元：gettyimages