大人気ドラマ『賢い医師生活』が人の心を掴む理由　７つの考察

現在、韓国で大大大ヒット中のドラマ『賢い医師生活』。『応答せよ』シリーズや『塀の中のプレーブック』といった大人気ドラマを手掛けてきたシン・ウォンホ監督の新シリーズ、そしてチョ・ジョンソクやユ・ヨンホなどの大人気俳優がキャスティングされていることもあり放映前から大変話題になっていました。思わせぶりに幕を引いたシーズン１の最終エピソードから約1年を経て、現在シーズン２が配信中です。日本では毎週木曜夜に1エピソードごとの配信になります。

これまでとは異なるテイストの医療系ドラマとして評される『賢い医師生活』。なぜこんなにも視聴者を夢中にさせるのか？　その理由を7つのポイントで考察してみました。

見てない方はまずこの予告だけでも見ていってほしい！『賢い医師生活　シーズン１』予告

主演が40代設定であること

最近、徐々に増え始めている大人設定ドラマ。特に韓国ドラマは中年期の男女が主人公になった作品も多く、視聴者の幅広さと企画の豊かさを感じます。『賢い医師生活』の主演5人は40歳設定。大学病院では若手教授のスーパー働き盛り＆中間管理職世代。上に気をつかいながら下には優しく時には厳しく接しなければならない仕事以外の面でも色々求められることが多い年代。だからこそ関わる人間も多くなるのでドラマが生まれやすい。しかもプライベートは未婚者もいればバツイチの全員フリー！このドラマが生まれやすい年齢設定の段階で、すでに面白さは約束されていたのかもしれません。