公開日 2021/11/24 17:30
変更日 2024/06/21 10:14
中国 世界遺産 清東陵 康熙帝 景陵
中国ドラマ「康煕王朝」(こうきおうちょう)は、2001年に制作・放送された連続テレビドラマです。清の康煕帝の生涯が描かれています。中国ドラマの中でも最大級の制作費をかけたこのドラマは、中国史上最高視聴率51.3%を記録しました。ここでは「康煕王朝」のあらすじやキャストをご紹介します。
幼い頃から頭が良く、わずか8歳で皇帝となった康煕帝の人生を、圧巻のスケールで描いた「康熙王朝」。周囲との葛藤、男女の愛憎、近隣国との戦いなど、さまざまな出来事が起こり苦悩しながら、着実に上り詰め地盤を固めていった康煕帝の前向きな姿が感じられるでしょう。
登場人物の一人ひとりに、しっかりスポットを当て、奥行きのあるストーリー展開になっているのもこのドラマの見どころです。宮廷内の権力闘争、台湾鎮圧、モンゴルとの決戦など歴史的背景も丁寧に描かれています。
思わず夢中になってしまう、俳優陣の渾身の演技にも注目。長編ですが、続きが気になり最後まで止められなくなるかもしれません。
康煕帝は日本ではあまり知られていませんが、中国史上「一番皇帝らしい皇帝」と呼ばれるほど、統率力があった人物です。
主人公・康煕帝を演じたのは、中国の俳優チェン・ダオミン。数々の映画やドラマに出演している実力派俳優です。
「康煕王朝」でも、数々の困難に臆することなく自国のために立ち向かう力強い皇帝を見事に演じきっています。
時に傲慢とも感じられる意思の強さや、冷静に物事を判断するクールさは、リーダーにふさわしいと思わせる魅力があります。
皇帝になるための戦いや孤独感を乗り越え、前向きに生きた姿は、中国でも多くの人から支持されました。チェン・ダオミンの演技力も、このドラマが大ヒットした理由です。