公開日 2024/08/21 11:45
変更日 2024/08/21 11:45
開催が発表されるや否や、中国ドラマファンの間で話題騒然となったイベント「中国時代劇ドラマファンミーティング~時を超えた出会い 2024・夏~」。ドラマで見たあの俳優たちがまさか日本にやってくるなんて! 大盛況のうちに幕を閉じた本イベントの模様をお届けします。
続いてのコーナーは“投壺対決”。中国時代劇ドラマを見ているとたびたび登場する縦長の壺に木の棒でできた矢を投げ入れるこのゲーム。投壺のセットは実際に中国から持ってきたものだそう。ジェンユさん、ハイクアンさんチーム、ビンさん、リーさんチームの2組に分かれてゲームをすることになり、知っている日本語か、叶えたい夢を言いながら、1人5本ずつの矢を投げ入れることに。
まず先攻はビンさん、リーさんチーム。“こんにちは”、“幸せ”、“お姉ちゃん”、“美味しい”、“頑張って”と言った日本語を少し恥ずかしそうに言いながら、投壺に挑戦し、結果はビンさんが1本成功、リーさんは成功無しとなりました。対する後攻はジェンユさん、ハイクアンさんチーム。ジェンユさんは“食べました”などの日本語を言い、ハイクアンさんは“君のことが好きです”“大好き”と言った甘い言葉を連発。会場をメロメロにさせながらも成功は無し。ゲームはビンさん、リーさんチームの勝利となりました。
勝利したチームへのご褒美は中国の時代劇ドラマにたびたび登場する、屋台で売られているべっこう飴。日本の職人さんがお2人の顔を模して作ったスペシャルなご褒美がプレゼントされると、会場からは拍手が。「食べるのがもったいない」と言いながらまじまじとべっこう飴を見ていました。さらに、負けた2人にも用意されていた残りのべっこう飴がプレゼントされ、4人は日本語で「美味しい」と言いながら食べ、最後はカメラに向かってにっこり記念撮影。ご満悦の様子でした。
しかし負けた2人には罰ゲームが待っています。リーさんからの提案で、恥ずかしい顔と可愛い顔をそれぞれ5つ披露することになり、恥ずかしい顔はジェンユさんが、可愛い顔はハイクアンさんが担当。2人は悩みながらも様々な表情を見せてくれ、最後にはネタ切れとなったジェンユさんがキメ顔さながらの怒った顔を披露、そしてハイクアンさんは先ほどの「あの頃君は若かった」コーナーで話題になった女の子の格好をした幼少期の写真を再現すると、会場からは拍手と歓声があがり “投壺対決”は終了。
盛りだくさんのイベント後半戦はそれぞれソロのパフォーマンスからスタート。まずトップバッターはジェンユさん。べっこう飴を持ってステージに登場すると、imaseの『NIGHT DANCER』を歌いながらそのまま客席へ。日本語での歌唱をかっこよくキメてくれました。曲の最後には「このべっこう飴欲しい人!」とまさかのプレゼントを呼びかけ、幸運なファンにそのまま手渡されました。曲が終わると再びステージへ。NCT DREAMの『Smoothie』にあわせてキレッキレのダンスを披露して会場を沸かせました。
続いて登場したのはリーさん。少し照れながら挨拶し、「昨日も披露したけれどあまりうまくいかなかったので今日はがんばります」とコメントし、台湾出身の歌手、周杰伦(Jay Chou)の『兰亭序』を披露。前半はステージ上で緊張の面持ちのなか歌っていたリーさんですが、後半はステージを降りて客席を歩きながら歌唱。甘い歌声を披露してくれました。最後は日本語で「ありがとうございます」と挨拶するとやはり少し恥ずかしさが勝ったのか、「すいませ〜ん」と言いながらステージを去りました。
3番手はビンさん。客席から歓声が上がるなかステージに登場し、『陳情令』で自身が演じた温寧のキャラクターソングを披露。客席はドラマを思い出しながらうっとりと聞き入っていました。さらに曲の後半ではリーさんが舞台上に登場。2人は見つめあいながらしっとりと歌い上げ、最後はお辞儀をして舞台袖へと帰っていきました。
ラストを飾るのはハイクアンさん。舞台上にはキーボードが準備され、自身のアルバムに入った、作曲にも関わった1曲、『备忘录(意味:メモ)』を披露。ストリングスとハイクアンさんの演奏が絡み合う前奏からムードたっぷりな弾き語りで会場を魅了しました。