『サイコだけど大丈夫』第12話あらすじ＆ネタバレ／キム・スヒョン＆ソ・イェジ、残酷な運命の行方は？

トラウマから逃げない

サンテは、「悪夢を食べて育った少年」の一節、「だから忘れるな、乗り越えろ。無理なら、魂が成長しないからいつまでも子供だ」と言い、サンテは逃げないと決意しました。
オ院長はサンテに、あの日の事を思い出しながら話して欲しいと頼みます。
サンテはあの日、母親と夜道を一緒に歩いていました。猫を追いかけて捕まえた後に、母親を追ってトンネルに入ると、彼女は何者かによって首を刺されて倒れてしまいました。
母親を刺したのは、蝶のブローチを付けた女性で、彼女は「私の子は私に任せて」と呟いていました。

母親を刺した犯人は？

蝶のブローチの女性はサンテの頭を撫でて、「ここで見聞きした事は誰も話さないで。話したら殺すからね。どこへ逃げようと私が必ず追い詰めて殺すから」と脅しました。
サンテが蝶のブローチの特徴を言うと、ガンテが見たムニョンの家族写真に写る母親の胸元に付いていた蝶のブローチと一致します。
ガンテは、母親を殺害した犯人がムニョンの母親だと気づき、用具室の壁を何度も殴り続けました。

ムニョンとジュリ

病院の庭のベンチに座るムニョン。その隣にジュリが座り、本が面白かったと伝えました。
デファンの病気の話をすると、ムニョンはいつ死ぬのか問います。
ジュリは明日死んでもおかしくないと答え、デファンと一緒に散歩をしないかと提案しますが、ムニョンは断りました。

家族写真を撮ったら家族になる

サンテはスンドクに、ガンテみたいにやってピロンを助けたと自慢話をしていました。
そこへムニョンがやって来て３人で帰ろうと声をかけます。
するとサンテは、「年上の人にまず挨拶しなさい」と注意しました。
ムニョンは棒読みでスンドクに挨拶をします。
食事に行こうと言うムニョンに、サンテは外食はやめて節約のために家で食べようと返します。
そんな２人の会話に、スンドクは本当の家族みたいだと言いました。
サンテは、「厳密にいうと家族じゃない、自分とガンテは“ムン”で、この子は“コ”で、苗字も戸籍も違う、家族じゃないけど、家族みたいな関係だ」と答えました。
ムニョンは、「家族だと証明する物は、戸籍じゃなく家族写真だ」と言います。
スンドクは笑って、「２人はすごく似てる」と言って仕事に戻りました。